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「危篤、至急来られたし」など「定文電報」23年1月に終了へ 利用数が大幅に減少

無線電報も同様に終了。配達受付時間も見直される。

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 NTT東日本とNTT西日本は18日、「危篤、至急来られたし」や「無事」といった緊急連絡用に短い文章が送れる定文電報を2023年1月をめどに終了すると発表した。

 定文電報は事故や病気、災害時などに対応した53種類の定型文から選び、1通374円で送ることができる。20字以内に収まれば、前後に任意の言葉を追加することもできる。

 電話やインターネットなど通信手段の多様化と、定文電報の利用数が大幅に減少していることが終了の理由。無線電報も同様に終了。ファックスによる電報受付についても終了する(※)。

 なお、冠婚葬祭などで利用される通常の電報については継続するが、こちらも2023年1月をめどに文字数単位料金からページ単位料金へと変更する。

定文電報終了
料金体系見直し

 また、当日配達受付時間が10月をめどに見直され、電話等受付が8時〜14時、インターネット受付が0時〜14時までと現状から5時間ほど短縮される。

定文電報終了
配達見直し
※耳やことばの不自由な方など、電話で電報サービスが利用できない方々を対象としたファックスを利用した電報の申し込み受付をするサービス「NTTファクス115」は引き続き利用可能。

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