JA全農がやりおった……。JA全農(全国農業協同組合連合会)が公式で、見るとひたすら“コメが食べたくなる”禁断の飯テロ動画を公開しました。皆さん、心の準備はよろしいですか?
こんな動画がなんと21種類も公開されてしまいました。一体どうしてこんなマネを……うっかり空腹時に見てしまった筆者は激しく後悔しました。今すぐお米、食べたい!!!
実は日本のお米は今、大きな危機に直面しているといいます。昨今社会問題となっている“コメ余り問題”――日本人のお米離れに、コロナ禍による打撃が加わって消費はさらに減り、40万トン以上=お茶碗にすると約50億杯分ものお米が余っているというのです。
そこで「とにかく日本のみんなにお米をたくさん食べてもらうには」をJA全農の皆さんが考えに考えた結果生まれたのが、こちらの「#MK3(マジでコメ食う3秒前)チャレンジ」。
この「#MK3チャレンジ」には、『鬼滅の刃』竈門禰󠄀豆子役や『ウマ娘プリティーダービー』セイウンスカイ役などで知られる、お米大好きな声優の鬼頭明里さんも参戦! ねとらぼでは、飯テロ動画に鬼頭さんがアテレコする現場にお邪魔しました。
完全アドリブ! 「#MK3チャレンジ」アテレコに挑戦した鬼頭さん
収録は都内某所の音楽スタジオで行われました。この日収録するのは6秒の短い飯テロ動画を9種類、その内2種類は鬼頭さんも今日はじめて見るサプライズ動画。しかも事前に用意された台本は一切なし、すべてがアドリブで収録! という、鬼頭さん的にも「類を見ない」という現場でした。
飯テロ動画は王道の“絶対うまいやつ”「焼肉と米」、「こぼれいくら丼」や「ぶっこみクッパ」をはじめ、ごはんに温玉とえびせんを乗せてマヨネーズと青のりをたっぷりかける「関西風えびせんめし」や、まるでカルボナーラみたいな「禁断のカルボめし」。ごはんに大胆にベーコンとケチャップをかけちゃう「ぶっケチャ丼」など変化球メシまでいろいろ。ひとつ言えることは、どのごはんも絶対うまいだろうということ……。
そしてこの飯テロ動画たちは、ただおいしそうなだけの動画じゃないんです。本能的に「マジでコメが食いたくなる」映像をたくさん公開することで、コメ余り問題解消を目指す、“日本のお米の未来を救うかもしれない”飯テロ動画なのです。理論上では、日本のみんなが「毎週あと1杯」のお米を食べることで、コメ余り問題は解消できるはずなのだとか。お米、食べよう……!
1つの動画を10回から20回繰り返して、さまざまなパターンの声を当てていく鬼頭さん。監督の「次はキャラクターを変えてみようか」の一言に応え、「少年」「ギャル」「セクシーなお姉さん」「おばあちゃん」など、さまざまなキャラクターを瞬時に切り替えて次々と演じていきます。どれもこれも、見ているこちらまでおなかが空いてくるような心の声ばかり! 鬼頭さんの声優としてのプロ魂を感じました。
また、収録で登場した飯テロ動画の中でも「秒たぬき飯」は鬼頭さんもその場ではじめて見たというサプライズ動画でした。
パックのごはんを開け、天かすをたっぷりかけ、天つゆと青のりをかける……絶対うまいやつじゃん。文字通り「秒で作れる」をコンセプトに開発されたごはんで、動画の撮影現場ではスタッフ同士で奪い合いになったということで味もお墨付き! 声を当てていた鬼頭さんもこのメニューが一番気になったのだそうです。うう、おなかが空いてくる……。
そして今回は、収録を終えた直後の鬼頭さんにインタビューもさせていただきました!
収録を終えたばかりの鬼頭さんにインタビュー!
――お疲れさまでした! 全編アドリブということで難しそうな収録でしたが、終えてみていかがでしたか?
動画を見て、率直に「おいしそう」と感じたままをやらせていただきましたが、まさか全部アドリブだとは……。しかも結構な量をすごいテンポで。試されている感ありました(笑)。
――今回の収録で特に苦労したのはどんなところでしたか。
監督の指示でキャラクターを変えて演じていきましたが、今まで演じたことがないような、マニアックなキャラクターを振られたとき「どうしよう」と思っていました。「学級委員長」とか難しかったです。あと「関西のおばちゃん」とかも振られましたが、もちろんはじめて演じたキャラでした(笑)。
――特に難しかったのはどの動画でしたか?
焼肉と米とか、王道すぎるメニューは逆に難しかったです。ツッコミどころがあるメニューはまだやりやすかったのですが、焼肉は感想がただただ「おいしそう」となってしまって。
――ひたすら飯テロ動画を見ていると、おなかが空いてきますよね。収録時はどんなことを考えていましたか?
「今日の夜ご飯何食べようかな」と思いながら録ってました。私はやっぱり秒たぬきメシが食べたかったです(笑)。
――鬼頭さん自身は、お米はお好きですか?
お米、大好きです! 自分のラジオでも、ご飯に合うおとも情報をリスナーさんに送っていただいて、私が実際に食べて「おいしい〜」と言うだけのコーナーがあったりします。普段はお米を塩だけで食べたりもしますし、あとはたらこバターがすごく好きで。よくたらこを買ってきて、バターと一緒に食べます。
――たらこバター、罪の味ですね……!
――ちなみに、今回の「#MK3チャレンジ」のきっかけになったという“コメ余り問題”はご存知でしたか?
知らなかったです。日本人といえばお米というイメージがあって、自分にとってはこれまでもお米が身近にあったので。
――“コメ余り”の結果どうなるかというと、農家の皆さんがお米を作り続けることができなくなってしまうということが起こり得るのだそうです。そんな深刻な状況ですが、理論上では、日本のみんなが「毎週あと1杯」のお米を食べれば解消できる計算だそうです。
「#MK3チャレンジ」を通していろんな人に“コメ余り問題”を知ってもらって、みんなで一緒にお米を盛り上げていけたらなと思います!
鬼頭さんがアドリブで演じた「#MK3」動画はこちら!
SNSキャンペーン「#MK3チャレンジ」は、鬼頭さんのようにJA全農の公式「#MK3」動画にアテレコして投稿するか、自分にとっての「#MK3」な瞬間をオリジナルの動画もしくは写真で投稿するか、どちらの方法でも参加が可能です。
そして、今回収録した鬼頭さんの声が入った動画はこちら!
台本なし・完全アドリブで挑んだ魂の飯テロボイスを9連発……! 鬼頭さんのボイスが入るとイメージががらっと変わりますね。自分ならこんな声を当てるな……なんて想像した人は、オリジナルボイスで「#MK3チャレンジ」に投稿してみるのはいかがでしょうか。
また、飯テロ動画で取り上げられたメニューはいずれもお家で簡単に再現可能なものばかり! この記事を見ておなかがすいてしまった皆さん、さっそく試してみてくださいね。
最後に「#MK3チャレンジ」にあたり、鬼頭さんからねとらぼ読者の皆さんへコメントを頂きました。
【鬼頭明里さんコメント】 お米をもっと食べたくなるように、皆さんそれぞれのイチオシお米のおともや食べ方を「#MK3チャレンジ」で投稿してほしいです。そして、お米のおいしさなら私よりもっとうまく表現できるぞ……という方のアテレコ投稿も見てみたいです! 投稿お待ちしています。
ひとりひとりの意識から、きっと日本のお米の未来は救うことができます。しかもこんな楽しい方法で。みんなでお米を盛り上げていきましょう!!
「#MK3チャレンジ」 キャンペーン概要
「お願い!皆さんの力を貸してください!」全国の農家さんを守るため、みなさんも「#MK3」に協力していただけませんか?
日本中でお米消費拡大を目指すため、SNSキャンペーン「#MK3チャレンジ」を実施! 自分にとっての「#MK3」な瞬間を動画か写真で撮影・投稿すると、選ばれた方にお米をプレゼント。みなさんの「あと1杯」で一緒に応援してください!
- 参加方法 :投稿したいSNSの全農公式アカウントをフォロー。3・2・1のカウントダウンで、白米の上に好きなおかずを乗せる様子を動画か写真で撮影! 動画をハッシュタグ「#MK3チャレンジ」をつけて投稿で応募完了。選ばれた方にはお米券がプレゼントされます!
- 応募期間 :2022年3月23日(水)10時〜 2022年3月31日(木)23時59分
- 実施SNS :Twitter(@noricenolife17)、Instagram (@noricenolife17)、TikTok(@noricenolife22)
- プレゼント:グランプリ1名……お米1年分、準グランプリ5名……お米半年分、特別賞10名……お米3ヶ月分
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提供:全国農業協同組合連合会
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2022年3月31日