「ホムンクルスを生成したぞ!」――錬金術の禁忌に手を出して生み出されたようなドキッとする“からくり作品”が、Twitterで14万いいねを集める反響を呼んでいます。実際に動いている様子を撮影した動画は215万回再生を突破(4月30日時点)。
作者は、からくりを研究・製作しているクリエイターのK.$uzuki(@BellTreeNursing)さん。以前には、時刻を1分ごとに手書きするからくり時計「書き時計」(正式作品名:Plock)や、多数の歯車がかみ合って5つの花が開閉するからくり仕掛け「秩序ある無秩序」などが大きな注目を集めました。
今回の“ホムンクルス”も歯車を使った機械仕掛けの作品ですが、2つの目玉がキョロキョロと動く様子はまるで生き物で、たまに視線が合うとドキリとするほど。
後ろ側や横側は、そんな精巧なからくりの機構があえて丸見えな状態となっており、生物的な不規則な動きが緻密な設計と計算で作られていることが分かります。詳しいメイキング動画はYouTubeで公開中なので、興味がある方は覗いてみるといいでしょう。
リプライ欄では、国内外から「素晴らしい」「クール」と称賛する声とともに、実験で生み出されたような生々しさのある姿に「なんという不気味さ」「怖い」の声や、「かわいい」「急に止まってじっとこちらを見つめてほしい」なんて声まで、さまざまな感情がみられます。脳が生き物と認識するレベルのからくりはロマン……!
K.$uzukiさんの過去作品などはTwitterのモーメントのほか、さまざまな歯車や機構を紹介している作者が運営するサイト「からくりすと」でも見ることができますよ。
動画提供:K.$uzuki(@BellTreeNursing)さん
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