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からくり仕掛け「秩序ある無秩序」が芸術的な美しさ 雑多な歯車が秩序をもって回り5つの花を咲かす

無秩序そうな外見から繰り出される、秩序ある動作。

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 「秩序ある無秩序を作りました」と、Twitterで公開された、精巧なからくり仕掛けに注目が集まっています。無秩序に並べられたかのように見える多数の歯車が、秩序をもって回転し5つの花を咲かせる……なるほどそういうことか!


秩序ある無秩序

秩序ある無秩序秩序ある無秩序

秩序ある無秩序秩序ある無秩序 ハンドルを回すと機械の花が開閉して、さまざまな姿を見せてくれる

 学生時代に「手書き時計」(関連記事12)で話題を呼び、現在はからくりのクリエイターとして活躍している鈴木完吾(@BellTreeNursing)さんの新作。ハンドルを手で回すと、木製の花が咲いたりしぼんだりを繰り返す仕掛けです。5つの花はそれぞれ開閉の周期が異なり、動作が進むごとに全体へ異なる装いをもたらします。

 リプライでは「引き込まれる」「芸術的」「自動巻きにして家に飾りたい」と大好評。機械そのもののクオリティもさることながら、これをして「秩序ある無秩序」とするネーミングセンスにも賛辞が寄せられています。

 鈴木さんに詳細を聞いたところ、製作のきっかけは友人に聞いた、「歯車がかみ合うためにはいろいろな条件が必要だけど、全てが正しくそろっている必要はない」といった主旨のたとえ話。それを自分なりに解釈して具現化したのが、この作品だといいます。

 製作期間は3カ月程度で、材料費は約2000円。CNCフライスという切削加工機を活用して、木材から正確に歯車を切り出しています。

 設計においては効率よりも外見を重視。そのため、バラバラな歯車が機能するよう仕掛けるのが大変で、組み立ても困難だったそうです。そんな苦労と技術が詰まったこの作品、生で見てみたくなるところ。現段階では未定ながら、「展示の機会はあり得る」とのことでした。

動画提供:鈴木完吾(@BellTreeNursing)さん



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