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空力追求のために物理ミラーを排除 スイス生まれのスーパーカー「ピカソ 660LMS」登場 価格は1億1500万

最高速度は時速315キロです。

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 自動車メーカー・ピカソオートモーティブが、現地時間の2022年6月8日、新型のスーパーカー「660LMS」を発表しました。

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新型スーパーカー「660LMS」(画像は公式Webサイトより)

 ピカソオートモーティブは、2020年にスイスで設立された新興の自動車メーカーです。高性能なスポーツカーを開発して、将来的には独自のマシンと合成燃料を使用した耐久レース参戦を目標にしている野心的なメーカーです。

 そんなピカソが世に送り出す660LMSは、サーキットで活躍できる性能を持ちつつ、公道での走行も可能というスーパーカー。 駆動方式には後輪駆動を採用し、パワーユニットは3リッターのツインターボV型6気筒エンジンと6速のシーケンシャルトランスミッションを組み合わせました。最大出力660馬力、最大トルク約73.4kgf-m(720Nm)を発揮し、最高速度は時速315キロとなっています。

 素材の多くをカーボンファイバーで構成し、高い性能を持ちながらも車重を980キロに抑えています。

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装備しているホイール(画像は公式Webサイトより)
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形状はクーペスタイルになっています(画像は公式Webサイトより)

 リアウィングは最大960キロのダウンフォースを発生させるほか、前輪のアーチに置かれた2台のカメラ映像をダッシュボードに表示する物理ミラーレス仕様になっているなど、空力性能にはかなり気を使っているようです。

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後部タイヤの方がちょっと大きくなっています(画像は公式Webサイトより)

 ピカソオートモーティブ「660LMS」の生産台数は限定21台。2023年後半のデリバリーを計画しており、価格は82万ユーロ(約1億1500万円)からとなっています。



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