鉛筆の芯を極限まで細く削った結果に「職人技」「極めとるw」とTwitterで驚きの声が上がっています。人の手でここまで鋭くなるのか……。
Twitterユーザーのみっきぃ(@mickeiiiiiiy)さんが「鉛筆の芯削るのが趣味な友達が送ってきたw」と、現役中学生の友人から送られてきた鉛筆の写真を投稿しています。思わず「凶器すぎるだろwww」とツッコんでしまうレベルの削りっぷり!
もはや一本の線にしか見えないほど先が細くなっており、さらにその細い部分が想像以上に長いのが衝撃的です。ちょっとでも力を入れたら折れてしまいそうなのにすごい……。
コメントでは「注射針に見えた笑」「工具かと思った」と見間違える声から、「暗器だコレ」「必殺仕事人が使うやつ!」なんて声が上がり、かなりの集中力がいる作品に「芸術的」といった声も上がっています。
制作したみっきぃさんのご友人によると、鉛筆の芯を削る趣味は、以前に「1本の鉛筆の芯からできた鎖」の作品をなにかで見て、「自分もやりたいな」と思ったのがきっかけだそうです。ちなみに芯から鎖を作る作品は、プロ鉛筆彫刻家の山崎利幸さん、鉛筆彫刻人・シロイ(@shiroi003)さんらが制作しています。
今回の長い針のような作品は、ヤスリとティッシュで削って制作。ティッシュは芯を軽く包むようにして、摩擦で少しずつ削ったようです。繊細すぎる作業ですが、やり直しはせずに30分くらいで完成したとのこと。これは極めてる。
削ったあとの芯は、今のところ「その辺に置いてそのままにしてます」と、特に飾ったりはしていないようです。他の作品では、鉛筆の芯が刀身のようになった作品や、一定間隔で穴を開けた作品なども。
また作るきっかけとなった“鉛筆の芯の鎖”にも挑戦しているそうで、今後さらに狂気(褒め言葉)な作品が生まれる予感がしてワクワクします。
画像提供:みっきぃ(@mickeiiiiiiy)さん/作者さん
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削りカスを捨てる手間も出ないのはありがたい。