Twitterに投稿された、愛猫たちのためにオモチャを改造した父の悲劇を描いた漫画に同情せざるを得ません。過程が気になっていただけ……なんだね……。
投稿者・にごたろ(@vriGOpzvmMRE5Dv)さんが描く創作漫画「拾い猫のモチャ」。登場人物の「お父さん」は、家族の中でも特に“下僕”で“オチ”を担う存在です。愛猫たちのことをとってもとーっても愛しているのに、なかなか報われない姿が猫好きたちの共感を誘っています。
ある日、お父さんは3匹の愛猫「モチャ」「ミルク」「ノリ吉」のためにオモチャを改造することにしました。ネズミのオモチャを棒にくくりつけて振り回せば、3匹はきっと目を輝かせて追いかけてくれるはず、喜んでくれるに違いない! ――そう思い、そう信じ、妨害する3匹をかわしながら頑張って改造したのですが……。
完成したオモチャに対する3匹の反応は“無”。というか、背を向けてどこかへ行ってしまいました。え、ええ……、改造しているあいだはあんなに興味津々だったのに、なぜ……。どうやら3匹は改造する“過程”が気になっていただけの様子。愛と努力が報われず、肩を落とすお父さんなのでした。ドンマイ……!
この悲劇にリプライ欄や引用リツイートには「すごくわかる」「猫あるあるよね(笑)」といった共感の声や、「パパさんのせっかくの努力が…切なっ」「お気持ち…お察しします…」などの同情の声が寄せられました。ちなみにオモチャの改造は誤飲などの事故につながる危険があり、にごたろさんは「よい子のみんなは改造しちゃダメだよ」と呼びかけています。
「下僕の心得」
「夢の中」
3人家族と猫たちの、何気ないけどあたたかい日常を描く同漫画。今回は残念な結果を迎えたお父さんですが、にごたろさんのTwitterアカウント(@vriGOpzvmMRE5Dv)で公開されている他の漫画では、3匹の“神対応”や“塩対応”になんとも幸せそうな表情を浮かべるお父さんの姿も見られますよ。
また、6月29日にはKADOKAWAより書籍『拾い猫のモチャ7』が発売。同書籍の1〜6巻のほか、『警備員さんと猫 尾道市立美術館の猫』『ミケちゃんとやすらぎさん』も販売中です。
画像提供:にごたろ(@vriGOpzvmMRE5Dv)さん
(あだちまる子)
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最優先事項はいつだって猫さま。