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食道がん治療中の秋野暢子「胃にピアスです」 胃ろう造設で「なんか改造人間のような感覚」(1/2 ページ)

耳にピアスしたときも痛かったそうです。

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 食道がんを治療するため入院中の俳優・秋野暢子さんが7月20日にブログを更新。放射線治療で口から食べられなくなったときのために胃ろうを造設したことを報告しました。

秋野暢子の投稿
秋野さんが入院中の部屋で撮影した点滴の写真(画像は秋野暢子オフィシャルブログから)

 胃ろうは、胃に小さな穴を開け、カテーテルを取り付けることで口を介さず栄養を摂取する方法。秋野さんは、「胃にピアスです」というエントリで、「放射線で喉が焼かれて、口から食べることが全くできなくなることがあるとか」「腸が動かない時間が長ければ長いほど回復した時に、ちゃんとはたらかなくなるんだそうです」「なので胃にピアスです」と設した理由について説明しました。

 肩から入れた中心静脈カテーテルに加え、胃ろうを造設した秋野さん。「肩にはカテーテル、胃にはチューブ、なんか改造人間のような感覚」「ああ〜ゾワゾワ〜ゾワゾワ〜『いやだぁー』と抵抗しても無駄」と現在の体感をつづりながら、2日間の絶食の後、一週間後に抜糸する予定だと伝えました。

 その後、21日の明け方には「20歳の時、耳にピアスしたときよりも胃にピアスの方が、痛かった。当たり前デスね」と昔を回想しながら現在の痛みについても。夜から朝にかけては痛み止めや睡眠薬の力を借りて乗り切ったそうで、「もう、大丈夫です」「これで、口から食べられなくなっても栄養はバッチリ! 取れます」と前向きなコメントをつづっています。

 なお秋野さんは、抗がん剤治療1クール目の途中だった14日には副作用の脱毛を見越して頭をスキンヘッドに。その後、16日には1クール目が終了。21日には主治医から「まだ、ガンは小さくはなってないけど大きくもなってない、入院してから2週間治療を初めて一週間、この間に大きくなる人もいるから、順調ですよ」と伝えられたそうで、「食道をガンが狭くしてるけど、一番細いところで2センチです」と現在の食道の状態についても説明されたとのことです。

秋野暢子
入院してからスキンヘッドにした秋野さん(画像は秋野暢子オフィシャルブログから)
秋野暢子の投稿
狭くなった食道のために作られた入院中の食事(画像は秋野暢子オフィシャルブログから)

 ファンからは「痛いとき、辛いときは我慢なさらず訴えてくださいね。現代の医療はいろんな方法で苦痛を和らげられるはずです」「痛みが少しでもなくなりますように」と心に寄り添う声とともに、がんで入院中の人からは「秋野さんも一緒に頑張りましょうね」というエールが届いていました。

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