元「広島東洋カープ」投手の野球解説者で、現在は日本プロ野球名球会理事の北別府学さんが7月24日のブログで退院を報告。北別府さんは敗血症を患っていることを公表しており、同月12日のブログでは「まだ入院治療中で身体を自分で動かす事は難しい状態です」と経過を報告していました。
ブログでは、「退院できました! 我が家で迎えた朝! まだ、家にいることが夢の様でもある 敗血症も乗り越えた まだ動かせぬ身体なれど 全て家内の面倒になっている身なれど幸せだと思える 生きている事がありがたい」と退院の喜びを表しつつ、「携帯の操作さえ家内の助けが必要なんだけどね」とまだ万全の体調ではないことを説明しています。
病室に届いた寄せ書きなどの写真を紹介し、「多くの励まし本当にありがとうございました 病室に届けて貰った寄せ書きも一緒に帰って来ましたよ」とファンへの感謝の思いをつづっています。
喜びの退院報告に対しファンからは祝福やエールが多く寄せられた他、「まずは敗血症を乗り越えたことが本当にすごいこと。自分を褒めまくってください」「本当に、良く頑張られましたね」「北別府さんの絶対負けないという精神力で打ち勝ったんです」など、これまでの闘病へのガッツを称賛する声も見られました。
北別府さんは2020年1月、ウイルス感染により発症する成人T細胞白血病であることを公表。同年5月には息子をドナーとした末梢(まっしょう)血幹細胞移植を受けたことを伝えています。
2021年3月には約1年2カ月ぶりにテレビ番組のコメンテーターとして現場復帰しますが、同年6月に転倒して側頭部のケガと尾てい骨を骨折。同年11月には大腿骨骨折が明らかになり人工大腿骨にする手術を受けていました。
その後、2022年3月には腎臓の不調で入院しており、4月に退院したことを伝えていましたが、6月14日高熱があり、同月21日に感染症のため入院。しばらく投稿が途絶えた後、同月28日に妻・広美さんが北別府さんの代わりにブログを更新し、「先日より体調が悪く、食事を摂る事もあまり話しも出来ない状態となっておりました」「感染症からくる敗血症だそうです」と説明していました(関連記事)。
(五月アメボシ)
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貴重な術後レポート。