見る物全てにおびえていたオオカミ犬、2年後……　飼い主の愛情で心を開いていく姿に「何て可愛い子なんでしょう」

いっぱいがんばったね！

　狼犬（ウルフドッグ）が人間に慣れていくまでの軌跡をとらえた動画がInstagramに投稿され、「素敵すぎる」「愛、ですね」など胸が熱くなった人からのコメントであふれています。動画は記事執筆時点で1万4000件以上の“いいね”を集めています。

　動画に登場するのは、2019年生まれで2020年頭ごろから飼い主さんと家族になったウルフドッグの女の子「蓮華（れんげ）」ちゃん。お家にきた当初の蓮華ちゃんは、見るもの全てが怖くて怯えている様子だったといいます。

　最初の数カ月はリードを付けることやクレートから出すこと、そしてお家から出ることにそれぞれ30分かけて、お散歩に行っていたという蓮華ちゃん。パニックになって逃げようとするのが当たり前の日々で、そんな蓮華ちゃんに飼い主さんが引きずられてしまうこともあったそうです。

当時は怯えた目をしていました

「お外……怖くない……？」

「お散歩いやだなぁ」

　蓮華ちゃんが飼い主さんを完全に信用するまでには、毎日愛情をかけて1年ほどかかったとのこと。時間をかけながらもいろんな人たちのサポートや、2020年9月4日に虹の橋を渡ったウルフドッグの「晶華」ちゃんとのふれあい、一緒に暮らすチワワの「コワン」ちゃんなどの支えもあり、家族として迎えられてから2年半強かけて、現在の信頼し合う関係性になれたんだそうです。飼い主さんは、たくさんの支援のおかげでここまで頑張ることができた、と感謝の気持ちをつづっています。

　今では飼い主さんに心を開き、ぴったりと寄り添ってくれるようになったという蓮華ちゃん。動画の途中からは、お友達や近所の人たちと楽しそうに交流する蓮華ちゃんの姿が映っています。