たった1日で200台以上 米NY市警、違法なバイクとバギーを押収 2022年に入って累計3000台を超える（1/2 ページ）

主に未登録や暴走行為などで社会問題になっています。

[春山優花里，ねとらぼ]

　アメリカ・ニューヨークで、地元警察による一斉取締が行われ、違法なバイクとバギーなど200台以上が検挙・押収されました。これでNY市警が2022年に入って押収した違法車両は3000台以上になるそうです。

違法なバイクやバギー、200台以上を押収したNY市警（画像はTwitterより）

　NY市警によると、大規模な取締活動が行われたのは2022年8月14日。多数の警察官を動員して、5つの行政区を対象に徹底的な作戦が実施されました。その結果、たった1日でATV（四輪バギー）やダートバイク、スクーターなど、200台以上の車両を押収。ほとんどが車両登録されていなかったそうです。

検挙している様子（画像はTwitterより）

違反者に書面を用意している警察官（画像はTwitterより）

　昨今、スピード違反やウイリーなどの暴走行為、空ぶかしによる騒音問題など、バイクやバギーによる違法行為が目立ち、ニューヨーク市内が抱える社会問題の1つとなっています。これに対してエリック・アダムス市長は市民の安心・安全な生活を守ることを掲げ、押収車両を重機で破壊する様子をまとめた映像を公開するなど、徹底した対処を表明しています。