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観劇マナー違反に苦言の田村心、一部の拡大解釈に危惧 「どうか関係者=悪みたいなイメージは持たれないで」(1/2 ページ)

「作品までもが悪く言われるのもとっても嫌です」

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 俳優の田村心さんが9月14日にブログを更新。舞台「『鬼滅の刃』其ノ参 無限夢列車」の関係者とみられる人物の観劇マナーに苦言を呈した結果、一部で拡大解釈されてしまったとし、配慮が足りなかった部分があるとして補足しました。

舞台「鬼滅の刃」其ノ参無限夢列車を観賞しマナーに苦言を呈する田村心
ドラマ「聖徳太子のレストラン」(CBC)出演中の田村さん(画像は田村心 公式ブログから)

 田村さんは12日のブログで「上演中に自分の斜め右後ろで体感10分に1回くらいのペースで4〜5回アラームを鳴らし続けた恐らく関係者なにぃぃぃ????????????」と、マナーを守らない関係者がいたことを報告。このコメントは、同公演の観賞者やファンから注目を集めた他、声優の置鮎龍太郎さんも悪マナーへ疑問を投げかけたことで多数のメディアが取り上げるなど、大きな反響を呼びました(関連記事)。

『鬼滅の刃』其ノ参無限夢列車メインビジュアル
舞台「鬼滅の刃」メインビジュアル(画像は過去記事から)

 これを受け田村さんは「色々反省点もありSNSで何かを発信する難しさを改めて感じました」とつづったうえで、まず「そんなに言うなら自分で注意すればよかったのでは」という意見に、「隣の席でもなくて注意できない状況だったことを改めてご理解いただけると助かります」と回答。14日に観劇した舞台「桜文(さくらふみ)」では、マナーを守らない隣の観客に注意をしたことを明かします。

 続けて「恐らく関係者とお伝えしたことにより関係者全員が悪いみたいな雰囲気になるのは心苦しいです」と、一部で拡大解釈されていることに言及。田村さんのブログを受け、多くの役者から「これを機にマナー気をつける人が増えるといいね 言ってくれてありがとう」と賛同メッセージが来たことを明かし、「なのでどうか関係者=悪みたいなイメージは持たれないでください」「制作者や劇場のスタッフさんも開演前に再三注意してくださっています」と、呼びかけています。

 さらに「話が広がりすぎて色んな方向に不満が漏れたり ルールを守れなかった方に対してとんでもない暴言を吐く人が出てくるのは自分の本意ではありません。マナーを守れないお客さんのせいで作品までもが悪く言われるのもとっても嫌です」と、本末転倒になっていることを指摘した田村さん。「結局言いたい事は 皆でルールを守って楽しく観劇しようよ!!! これが全てです」と、シンプルにまとめました。

 田村さんの補足を受けファンからは「私も前回のブログの内容にはとても共感しました…! なかなか言えないような事をブログを通して発信して下さりありがとうございました」「心くんの立場や状況が考慮されないまま拡散され、たくさんの意見が寄せられていたのを色んなネット記事で見かけて心を痛めていました」「もう起こらないようにしてもらう為に声を上げて注意することが出来るのは本当に舞台や作品に愛があるからこそだと」「せっかくお金払って観に行く舞台、みんなで気持ちよく集中して楽しみたいものです」「舞台観劇中にアナウンスして下さる内容すべてがとても大切なことだと毎度感じさせられます」と、共感の声が寄せられています。

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