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千葉県佐倉市にある蒸気機関車・ハチロク、製造から100年を迎える SL開放日は半世紀ぶりの「汽笛吹鳴」も!(1/2 ページ)

佐倉はかつて「鉄道の街」だった――。

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 1922年に製造され、昭和初期から千葉県内を走った蒸気機関車58683号(通称「ハチロク」)の製造100年を記念したイベントが、9月から10月にかけて行われます。

千葉県佐倉市SL
現役時代の蒸気機関車58683号(画像:佐倉市)

 ハチロクは1969年に佐倉機関区で廃車となった蒸気機関車。千葉県内唯一の機関区であった佐倉機関区はもう残っていませんが、ハチロクは国鉄OBらによる保存会によって、佐倉駅北口から徒歩5分の高崎川南公園に静態保存されています。普段はフェンス越しにSLの姿を見られるようになっており、年に複数回のSL開放日も設けています。

 製造から100年を迎えたことを記念して、9月17日には公募により集まった市内在住の小中学生によるSL車両塗装イベントを実施。またSL開放日である10月23日には、半世紀ぶりという汽笛吹鳴をメインに「佐倉SL100周年記念イベント」を開催します。

 100周年記念イベントでは、汽笛復活イベントや発車シーンの再現、じゃんけん大会やハチロク探検ツアー、レプリカナンバープレートの鋳造・寄贈、石炭アイスの販売、写真や模型の展示などを実施します。開催日時は10月23日10時からで、場所は高崎川南公園とJR佐倉駅自由通路を予定しています。

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