バスケ歴17年の浅利陽介、Bリーグ「千葉ジェッツ」とプロ選手契約 30年超え役者経験の“プロ意識”に期待かかる(1/2 ページ)
「コード・ブルー」「相棒」などでおなじみ。「オールドルーキー」ではプロバスケットボール選手役を熱演していました。
プロバスケットボールチームでBリーグ所属の「千葉ジェッツ」が9月16日、俳優の浅利陽介さんと1日限定でプロ選手契約をすることを公表しました。
千葉ジェッツは公式サイトで「チームの強化を目的として俳優の浅利陽介氏と1日限定プロ選手契約をする事になりましたので、ご報告致します」と、浅利さんが10月16日のサンロッカーズ渋谷戦に参戦することを発表。ポジションはPG(ポイントガード)で背番号は55番、オープニングセレモニーからハーフタイム、試合後セレモニーまで出演すると伝えています。
池内勇太GM(ゼネラルマネジャー)は浅利さんの契約理由について、バスケットボールシーンの撮影に臨む浅利さんを見たことを明かし「黙々とシュート練習をしたり、積極的にアシスタントコーチへプレーのアドバイスを求めに行ったりと、バスケットボールへの情熱は他選手にも負けないものを持っている」と、コメント。さらに「幼少期から俳優をされてきたという事で、そのプロ意識は今の千葉ジェッツに必ず良い影響を与えてくださると思っております」と、期待を寄せています。
18歳でバスケットボールを始め、プレー歴は約17年となる浅利さん。契約について「スキルとしてはまだまだですが、バスケを愛する気持ちはプロレベルと判断していただき大変光栄に思います」「『俺、1日だけどBリーガーになったんだぜ!!』と自分のチームメイトに自慢させていただきます」と、喜びを表しました。
役者経験が契約の決め手の1つとなった浅利さんは、1991年に4歳でCMデビュー。芸歴約31年のベテラン俳優です。1999年のNHK連続テレビ小説「あすか」でヒロインの相手役の少年時代を演じ、2001年に「キッズ・ウォー3」(TBS系)で不良少年を演じて注目を集めます。
その後2004年のNHK大河ドラマ「新選組!」、2005年の「タイガー&ドラゴン」や2008年の「ROOKIES」(TBS系)と立て続けに話題作に出演し、2008年の「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(フジテレビ系)ではメインキャストの1人として出演。共演者の山下智久さんや、比嘉愛未さんとの交流がたびたび話題となりました。
さらに「相棒」シリーズ(テレビ朝日系)では2016年から6年間、警視庁サイバーセキュリティ対策本部の青木年男役として出演。特命係との軽快なやりとりが、ドラマの見どころの1つとなっていました。2022年6月期の日曜劇場「オールドルーキー」第6話では、「相棒」で共演した反町隆史さんとの再共演が話題になるとともに、Bリーグ所属のプロバスケットボール選手を熱演しています。
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