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ゴールド免許の特権「オンライン更新時講習」、一般運転者にも拡大へ マイナンバーカードとの一体化時期も前倒しを検討(1/2 ページ)

オンライン講習は便利そう。

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 河野太郎デジタル大臣は2022年10月13日の会見で、2024年度末の開始を予定している「運転免許証とマイナンバーカードの一体化」を前倒しできないかと警察庁と検討を進めることを明らかにしました。また優良運転者(ゴールド免許)を対象としている運転免許証更新時のオンライン講習について、対象者を2023年度から一般運転者にも拡大することも明らかにしました。

河野太郎デジタル大臣
河野太郎デジタル大臣(画像はデジタル庁YouTubeチャンネルより)

運転免許証とマイナンバーカードの一体化で運転免許証の扱いはどう変わる?

 運転免許証と個人番号カード(マイナンバーカード)の一体化は、2022年4月に可決された「道路交通法の一部を改正する法律案」にその内容が示されています(未施行)。

 改正後の道路交通法では、希望者は申請により運転免許証の情報(免許情報記録)をマイナンバーカードに書き込み、マイナンバーカードを運転免許証と見なすことができます。

マイナンバーカードと免許証の一体化
追加される条文の一部(画像は参議院のWebサイトより)

 従来の運転免許証については一体化後も交付を行うとし、運転免許証と免許証情報を記録したマイナンバーカード「免許情報記録個人番号カード」の2タイプが運転免許証として扱われるようになります。

一般運転者向けの運転免許証更新時のオンライン講習は一部地域から

 運転免許証更新時のオンライン講習は、優良運転者(ゴールド免許)を対象としたモデル事業として、北海道、千葉県、京都府、山口県の4自治体ですでに実施しています。

 2023年度から予定している一般運転者への対象拡大についても一部の自治体から開始し、47都道府県への拡大は「もうちょっと時間がかかります」としています。

大泉勝彦

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