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列車内で出会った「珍客」とのエピソードに想像がかきたてられる…… 「こいつとずっと旅してる」相手はまさかのいきもの(1/2 ページ)

彼はどこへ向かおうとしていたのでしょうか。

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 列車で旅をしているとさまざまな出会いがあります。とあるTwitterユーザーが旅の途中で出会った、意外な珍客が「かわいい」「こんなんたまらん」と話題になっています。

※この先、虫が苦手な人は画像に注意

 “散歩好き”グラフィックデザイナーの@ANI3さんは、乗っていた列車の向かいの座席に現れた「珍客」に気が付きました。

向かいの座席に何かが居る
向かいの座席に何かがたたずんでいる(画像提供:ANI3さん、以下同)
乗っていたカマキリ
旅の相手は肘掛けのカマキリ

 向かいの座席にいたのは、一匹のカマキリ。威嚇するわけでもなく、おとなしく列車に揺られています。どこかへの旅の途中なのでしょうか。

動き出すカマキリ
終点が近づくとおもむろに動き出して……

 1時間以上、同じ場所でじっとしていたカマキリですが、終点が近づくとおもむろに動き出し、前方へ向かっていきました。まさか向かった先に座る人にバトルを……!? であれば死角から狙っていくスタイルでしょうか。さすが“最強のハンター”の異名を持つカマキリです。

座っている人に近づいて行く
前に座っていた人に向かってじりじりと近づいていく

 しかし結局、バトルには発展せず、カマキリは扉の上でじっと止まったまま終点の千葉駅に到着したそうです。

 当時の状況をANI3さんに聞きました。

――今回の「珍客」とはいつ遭遇したのでしょうか?

 10月15日に散歩で訪れた佐原と銚子からの帰りに乗った、人もまばらな列車の車内でした。

――最初に見かけたときの第一印象を教えてください。

 昆虫がそれほど好きではないので、最初はドキッとして二度見してしまいました。しばらく見ていても微動だにしないので、彼の内面を暇つぶしがてら想像しながら楽しんでいました。

終点についても降りずにドアの上に
終点で降りず、今度は扉の上でじっとしていた

――今回多くの反応があったと思いますが、印象に残った反応などはありましたか?

 反応の多くにポケモンに関する話題があり、「オレはこいつと旅に出る」などと主題歌の歌詞に出てくるフレーズが多かったことが印象に残っています。あまりポケモンには精通していなかったので、今回初めて「ストライク」というカマキリのようなポケモンがいることを知りました。

 他には、種田山頭火の句「宿までかまきりついてきたか」にかけてくる人もいて、文学肌だなぁと感心しました。



 ANI3さんは終点の千葉駅で下車したため、彼がその後どこへ向かったのか、そのまま乗り過ごしていったのかは分からないようです。無事に目的地にたどり着けたのでしょうか。もしこの記事を見ていたらご一報お待ちしています。

画像提供:ANI3(@ANI3)さん

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