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きっぷをなくしたら、同じきっぷを「買い直し」!? 領収書あってもダメなのはなぜ?(1/3 ページ)

なくしたきっぷが見つかれば、買い直したきっぷは払い戻してもらえます。

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 「新幹線のきっぷなくした。領収書はあるのに、再度きっぷを買わされた」――年末年始や行楽シーズンを中心に、ネット上ではこのような投稿がたびたび見られます。

新幹線のきっぷ
新幹線のきっぷ(参考画像)

 結論からいえば、きっぷをなくした場合は、同じきっぷをもう一度買う必要があります。領収書やクレジットカードの利用控えは、きっぷの代わりにはなりません。これは盗難にあった場合も同じです。

 買い直したきっぷは最終下車駅で「私はきっぷを買い直しました」という証明(再収受証明)を受けて持ち帰り、1年以内になくしたきっぷが見つかった場合、買い直したきっぷとなくしたきっぷの両方を所定の窓口に持っていくことで、買い直したきっぷの代金から手数料を差し引いた金額を払い戻してもらえます。

 なお、東海道・山陽新幹線(東京〜博多間)の指定席をクレジットカードで購入し、新幹線の改札入場後になくした場合は特例があり、やや緩い条件で払い戻しを受けられる場合があります。

 具体的には、なくしたきっぷが払いもどしされていないことと、他に使われていないことを確認できた場合に、なくしたきっぷが見つかったものとして払い戻しを受けられます。ただし、この場合でもきっぷの再購入は必要となっています。

おトクなきっぷ
きっぷの券面に「契」「企」などのマークが書かれている特殊なきっぷはルールが異なり、紛失するときっぷを再購入しなければならない場合が多い。乗り放題チケットなどの利用時は、紛失しないよう特に注意が必要

 いずれの例も、一部の「お得なきっぷ」や普通回数券、定期券をなくした場合は返金を受けられないので、購入したきっぷはなくさないように注意しましょう。

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