クリスマスプレゼントの平均予算、前年から915円減額し7961円に バンダイの調査（1/2 ページ）

プレゼントの一番人気は、前年に続き「ゲームソフト」でした。

[沓澤真二，ねとらぼ]

　バンダイが発表した「クリスマスプレゼントに関する調査」では、プレゼントの予算金額の平均が前年から915円減少していると明らかになりました。

1995年から毎年実施されている「クリスマスに関する調査」。今回は第1弾として「クリスマスプレゼント」に関するレポートを公開

　調査対象は3歳から12歳までの子を持つ男女600人。「子どもにプレゼントを購入する予定があり、プレゼントの選定に関与する予定がある親、また、子どもと一緒に回答できる方」を条件に、インターネット上で調査しました。

　資料によると、クリスマスプレゼントの平均予算はここ数年9000円前後で推移していますが、2022年は前年の8876円から減額し7961円に。1万円以上と回答した人が30.9％から25.9％へ減ったことで、全体に影響を与えているものと考えられます。

ここ5年の平均予算。今回より、計算から外れ値（他の値から大きく外れた値）が除外された影響もありえますが、それにしても1割減は大きい

1万円以上の予算を組む親が減る一方、「6000円以上1万円未満」の回答が増加

　なお、「子どもが欲しいクリスマスプレゼントのランキング」では、前年に引き続き「ゲームソフト」が1位に。ゲーム機（本体）は2位から7位に後退しており、バンダイは予算へ影響を与えている可能性があるとみています。1万円以上の予算を組む親が減ったことといい、もしかしたら「本体はもう買ったから今年はソフトで」となった家庭が多いのかもしれません。

子どもが欲しいクリスマスプレゼントのランキング。ゲーム以外では例年通り車玩具とぬいぐるみが人気