ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

2022年の話題記事を振り返る 東京駅に出現した「シンカンセンスゴイカタイアイス」自販機に衝撃年間話題記事トップ10(1/2 ページ)

「ガチガチ」なのは車内販売だけのようです。

advertisement

 2022年もあとわずか。ねとらぼ交通課でこの1年に掲載した記事の中から、Twitterでシェアされた回数の多い、反響の大きかった話題記事トップ10を紹介します。

ねとらぼ交通課2022年の話題記事トップ10

シンカンセンスゴイカタイアイス
東京駅に設置された「シンカンセンスゴイカタイアイス」の自動販売機が話題トップに輝いた(関連記事

 「シンカンセンスゴイカタイアイス」(正しくは半角、以下同)は、新幹線車内販売で人気のスジャータ製のアイスクリーム。車内販売では温度管理の観点からアイスクリームをドライアイスでガチガチに冷やした状態で提供しています(関連記事)。

シンカンセンスゴイカタイアイス
購入直後は容器が霜で真っ白になっていることもしばしば。なかなか食べごろの固さにならず人生初の挫折を味わう人も多い(諸説あります)

 購入直後は容器が霜で真っ白になっていたり、プラスチック製のスプーンが折れるほど硬くなっていたりするため、食べられる固さになるまで苦労し挫折する人が後を絶ちません。が、それでも「新幹線の楽しみ」として食べたい(挑みたい)と考えるファンも多いです。

 そんなアイスが2022年7月、東京駅の東海道新幹線ホームの自動販売機でも買えるようになり、ネット上には歓喜の声があふれました。設置場所は14・15番線ホームの2号車付近と、16・17番線ホームの6号車付近の2カ所です。設置初日から多くの人が訪れ、一時は在庫の枯渇により販売休止になるほどの人気だったようです。

 実際に購入してみると車内販売ほどの固さはなく、購入直後でも比較的食べやすくなっている印象でした。「ガチガチに固いからこそのシンカンセンスゴイカタイアイスだろう」「これは間違っている」という原理主義者の存在はもちろん理解していますが、これなら車内販売のない「こだま」号に乗るときや、車内販売を待てないほど混雑しているとき、急いでいるときにはぴったり。「新幹線乗車即シンカンセンスゴイカタイアイス」も夢ではありません。

シンカンセンスゴイカタイアイス
新幹線に乗ったらコレ! という人も多いのではないかと思います

 実は自販機以外でも、東京駅を含む一部の東海道新幹線停車駅のホーム上売店などでは、以前からこのシンカンセンスゴイカタイアイスを販売しています。こちらも自動販売機同様、車内販売ほど固くはありません。

 さらにJR東海パッセンジャーズのオンラインストアでも通信販売を実施しており、商品名は「シンカンセンスゴイカタイアイス」(正しくは半角)。愛称だったはずが、もはや公式名称になってしまっているようです。

シンカンセンスゴイカタイアイス
JR東海パッセンジャーズのオンラインショップでは「シンカンセンスゴイカタイアイス」という商品名で通信販売している(画像:JRCPオンラインショップより)
シンカンセンスゴイカタイアイス
シンカンセンスゴイカタイアイスのファン必携「N700Sアルミアイスクリームスプーン」

 ちなみに、「硬すぎるアイスを早く食べたい!」という人向けに、車内販売などでは手の熱を伝えてアイスを溶かすアルミ製のアイスクリームスプーン(新幹線N700Sデザイン)も販売しています。こちらはアイスを食べるために買うのはもちろん、新幹線乗車時のおみやげとしてもおすすめのアイテムです。

大泉勝彦

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る