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黒部ダムと欅平を結ぶ新観光ルートの名称、「黒部宇奈月キャニオンルート」に決定!! 2024年度に一般開放へ(1/2 ページ)

もうワクワクしてきた。

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 富山県は、2024年度に一般開放する黒部峡谷鉄道の終点・欅平駅と黒部ダムを結ぶ新観光ルート(通称:黒部ルート)の名称が「黒部宇奈月キャニオンルート」に決定したと発表しました。

黒部宇奈月キャニオンルート
2024年度に一般開放する(通称)黒部ルートの名称が「黒部宇奈月キャニオンルート」に決定(画像:富山県、以下同)

 黒部宇奈月キャニオンルートは、黒部峡谷鉄道の終点・欅平駅と黒部ダムを結ぶ約18キロの新観光ルート。2022年9月現在、観光客が黒部ダムへアクセスするルートは「立山黒部アルペンルート」のみですが、実際にはもう一つのルートがあり、それが2024年度に一般開放する黒部宇奈月キャニオンルートです。

黒部宇奈月キャニオンルート
黒部宇奈月キャニオンルートの位置図

 今回名称が決定した黒部宇奈月キャニオンルートは、もともと黒部川第四発電所の建設などにあわせて整備された区間を含む工事用輸送ルート。これまで原則として関西電力関係者以外は通行できず、一般客は「黒部ルート見学会」に応募し、当選することでのみ黒部ルートの通行が可能でした。同ルートではトロッコやインクラインを乗り継ぎ、電源開発の歴史などを体感しながら移動できるのが見どころとなっています。

 2018年に関西電力と締結した協定により、2024年度に黒部ダムへの第2の観光アクセスルートとして、安全対策工事を行った上で黒部ルートを一般開放することが決定。名称の公募は2021年10月まで実施していました。

大泉勝彦

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