「責任って何」 藤本美貴、20代夢追い男性の“すぐに結婚は考えられない”に「別れれば良いのに」（1/2 ページ）

「結婚してもやればいいんじゃないって感じ」と藤本さん。

[斉藤賢弘，ねとらぼ]

　タレントの藤本美貴さんが1月24日にYouTubeを更新。SNSや音楽に注力するあまり「結婚は考えられない」という29歳男性を巡る相談に、「何だったら結婚してくれんのって感じじゃない？」と指摘しました。

　YouTubeで定期的に行っている「人生相談」企画が、男女ともに大きく支持されている藤本さん。2022年11月には「彼氏の話がつまらない」「彼氏で笑うことが全然無い」というお悩みに、「なんで楽しくさせてもらう大前提なんだってことですよ」「相手がつまんないんだったら楽しくさせる努力はしたのか？　っていうところですね」と鋭く回答し、視聴者を大いに沸かせていました。

　藤本さんは2023年1月24日、33歳女性から寄せられた相談を紹介。5年間交際している4歳下の男性と結婚を望んでいるものの、相手は仕事と並行してTikTokや音楽の活動にまい進しており「すぐに結婚は考えられない」とのこと。

相談者のお悩みに耳を傾ける藤本さん（画像はYouTubeから）

　相談相手は「頑張っている姿を見て応援してあげたい気持ちもありますが、年齢を重ねるにつれてどうしても焦りも出てしまいます」「でも焦りを伝えると自分の夢に付き合わせるのは悪いからという思いが彼の中にあり、『別れた方がいいのかも』と言われてしまいます」と、にっちもさっちもいかない気持ちをあらわにしていました。

　藤本さんは「その人のことを何も考えられないんであれば、『別れれば良いのに』と思っちゃう」と率直コメントを放った後、「別に結婚したってバンドもTikTokも頑張ったらいいじゃん」「結婚したら応援できないわけじゃないじゃん？ 結婚してもやればいいんじゃないって感じですよ」と、“夢を追うこと”と結婚が両立できないわけではないと指摘。

ド直球の回答（画像はYouTubeから）

　聞き役のスタッフが「責任が持てないってことなんでしょうね」と、男性側としては夢を追いつつ、相手を幸せにすることが現状難しいのではとフォローしたところ、「そもそも責任って持てるの？　って話じゃないですか」「幸せにするって気持ちでお互いは頑張るけど、責任とかってそういう問題じゃないじゃん」「責任って何って感じよね」とさらに突っ込んで返答。

　夫婦どちらか一方ではなく、お互いが結婚生活を背負っていく以上、2人でしっかり日々を積み重ねていくことこそが幸せにつながるのだという持論を展開しました。

　「それこそ何だったら結婚してくれんのって感じじゃない？」と、男性側に根本的かつ厳しい問いをぶつけた藤本さん。TikTokにおける“売れる”の定義が分からないとしつつ、1度バズっただけで生活が安定するわけではないと切り込み、仮に活動で成功を収めたとして「今じゃない」というに違いないと断言。相談者に対しては別れることが難しい以上、納得がいくまで相手を好きでい続けたらいいのではないかとまとめていました。

確かに（画像はYouTubeから）

藤本さんと夫・庄司智春さんの家族（画像は庄司智春Instagramから）