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早稲田、教育学部一般選抜「国語」1教室だけ10分延長で謝罪 「正規の募集人員の枠外で合否判定」(1/2 ページ)

全受験生に不利益が生じないように対応を取るとしています。

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 早稲田大学の教育学部は、2月19日に実施した一般選抜(A方式)「国語」の試験で、正規の試験時間が90分のところ、誤って100分で実施した教室(70名定員)があったと発表しました。

早稲田大学は2月19日に実施した早稲田大学教育学部一般選抜(A方式)「国語」の試験で、正規の試験時間が90分のところ、誤って 100分で実施した教室(70名定員)があったと発表 画像は公式サイトより
早稲田大学は2月19日に実施した早稲田大学教育学部一般選抜(A方式)「国語」の試験で、正規の試験時間が90分のところ、誤って 100分で実施した教室(70名定員)があったと発表 画像はプレスリリースより

 SNS上では、同試験で10分延長された教室と延長されなかった部屋が発生したという情報が拡散されており、「勝手に特定の教室だけ試験時間10分延長したってマジなんですか」「10分試験時間余計に与えられた教室あったのはヤバいな」などの声が相次いでいました。

 早稲田大学は、今回の誤った試験終了指示について「受験生の皆さまに多大なご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪したうえで、以下の対応を取るとしています。

 当該教室以外の受験生には通常どおり、正規の募集人員の枠で合否判定を実施する一方で、当該教室の受験生には「公平性を確保した上で、正規の募集人員の枠外で」合否判定を実施。この対応は全受験生に不利益が生じないように検討したもので、これにより当該教室以外の受験生の合否判定に影響が及ぶことはないとしました。

 また、早稲田大学は今後について、「厳正な実施が求められる入学試験において大きなミスを発生させたことを重く受け止め、再発防止に努めます」と述べています。

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