2021年逝去の大島康徳さん、実は2016年時点で「余命2〜3カ月」と宣告 妻「主人は最後まで自分の余命は1年と信じていました」
宣告された余命から約4年半延命していたことに。
元プロ野球選手で野球解説者だった大島康徳さんの妻、奈保美さんが3月6日にブログを更新。2021年6月30日に逝去した夫・康徳さんについて、実は2016年11月時点で余命2〜3カ月と医師から説明されていたことを明かしました。
奈保美さんは、「主人は、最後まで自分の余命は1年と信じていましたが 実は、私と息子が手術前の精密検査を受けた後のお医者様からの説明は違っていました」「告げられた余命は……3カ月 もしかしたら2カ月かもしれません それが2016年11月上旬のことでした」と、康徳さんに伝えていた余命とは別に、実際に医師から告げられていた余命があったことを告白。
「本人が知らないその事実を抱えながら大切な夫であり父親である彼の闘病を支えながら生きる道を歩み出したのでした」と当時の決意を振り返る奈保美さん。さらに、「今になって余命一年をどう生きるかそこに真っ直ぐに向き合って生きた主人の気持ちがとてもよく理解できるようになりました」と月日の流れの中で気持ちの整理がついてきたことも明かしています。
奈保美さんは逝去から四十九日を迎えた際のブログで、「私の気持ちの整理がついていないのが一番の理由」として、予定していた納骨の延期を報告。2022年6月6日更新のブログでも、一周忌を迎えた報告とともに、同じ理由から納骨を延期することを伝えていました(関連記事)。
今回の投稿の前日にあたる3月5日には、「ようやく心を決めることができましたので」として、「これからパパの病気が分かってから共に歩いてきた日々 私が、家族が見てきたもの 抱いてきた思い そして、願い 時系列に沿ってということは難しいかと思いますが 少しずつ、皆様にお話をできたらと、思っています」と投稿。「『パパと歩んだ道・あの日あの時』余命宣告」と題された今回の投稿は、その第1回ということになるようです。
余命宣告について今回初めて語られる事実にコメント欄では、「そんなに短い余命宣告だったのですね」「4カ月だったのですか!? もしくはもっと短かった? それが4年とは……」「余命宣告……そんなにすぐだったのですね」と驚く声の他、奈保美さんの気持ちに無理のない形で投稿するよう気遣う声もいくつか見られました。
(五月アメボシ)
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