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0〜4の5枚のカードから3桁の数字を作るとき、3の倍数になる確率は? 中2なら秒で分かるかもしれないクイズ【数学・確率編】(2/2 ページ)

大人になって解いてみると、意外と難しい。

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問題

中2なら秒で分かるかもしれないクイズ 「この勝負、必勝法があるのさ……」(イラスト:野田せいぞ

 

答え

 答えは「5/12」でした!

【解説】5つの数字から3つを選んで並べるとき、並べ方は「5×4×3=60」通りですが、問題文では「3桁の数字を作る」とあるため、このうち百の位に0を含む「4×3=12」通りは含みません。よって、作ることのできる3桁の数字は全部で「60−12=48」通り。

 次に「各位の数の和が3の倍数になれば、その数は3の倍数である」という性質(関連記事)を利用して、3の倍数の個数を考えます。0から4のカードから3枚を選ぶとき、各位の数の和が最大になる組み合わせは(2,3,4)で、その和は「4+3+2=9」。よって、考えうる各位の数の和は「3か6か9」となります。

 各位の数の和が3になる組み合わせは(0,1,2)、6になる組み合わせは(0,2,4)(1,2,3)、9になる組み合わせ(2,3,4)。(1,2,3)(2,3,4)の場合、できる3桁の数字はそれぞれ「3×2×1=6」通りずつで、(0,1,2)(0,2,4)の0を含む場合は最初と同じ考え方をして、それぞれ「3×2×1−2×1=4」通りとなります。

 よって、3の倍数になるのは「6+6+4+4=20」通りなので、求める確率は「20/48=5/12」です。

 

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