富士山の山小屋で働いていた人が、仮眠時に体験したエピソードを描いた漫画に反響が集まっています。
作者のふじっぴ(@genkinibocchi)さんが、富士山の山小屋で働いたときの出来事。ほかのスタッフ2人と仮眠をとることになりました。疲れていたため、すぐに眠りについた3人でしたが……。
突然、寝ているはずのスタッフの1人が「ドゥユワナスタンプ?」と話し始めました。ふじっぴさんともう1人のスタッフはその声で目が覚め、寝言!? と驚きます。
すると、「あんぱん バナナ チョコレート…コーラもあります」と続き、再び「焼き印はいかがですか〜 ドゥユワナスタァ〜ンプ?」と、どうやら夢の中でお客さんにいろいろと勧めているようです。
「ハイ! 焼印は300円です!」と会話が成立しているような寝言に、ふじっぴさんともう1人のスタッフは笑いをこらえるのに必死です。なにしろ、まだ寝ているお客さんもいるのですから。
仮眠明け、寝言のことを覚えていなかった同僚に、「休憩時間はちゃんと休んでね!」と声をかけたふじっぴさんたち。実は似たようなことがシーズン中あと2回はあったようです。
ちなみに「焼き印」とは、金剛杖という木の棒に押してもらえる各山小屋オリジナルの焼印(スタンプ)のこと。ふじっぴさんの同僚はこちらを夢の中で営業していたんですね! きっとお疲れだったのでは……と思いますが、このように働いてくれている方々がいるからこそ、楽しく登山ができるんだとあらためて思いました。感謝!
漫画を読んだ人からは「ふ、、、腹筋が、、、」「私も山頂の山小屋にいたのですが、これはあるあるですね!!www 私も夜中に豚汁のオーダーとってました」「自衛隊時代の演習中に仮眠してた先輩が普通の声で『なあ? そのプラモデルどこで買った?』って寝言ぶっこいたの思い出しましたw」などのコメントが寄せられています。
作品提供:ふじっぴ(@genkinibocchi)さん
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