ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

Photoshopの新機能が“驚異的すぎる”と話題 AIを活用した塗りつぶし機能が魔法のよう(1/2 ページ)

β版の提供が始まっています。

advertisement

 AdobeがPhotoshopの新機能「ジェネレーティブ塗りつぶし(英語名:Generative Fill)」を発表しました。あわせて、ユーザーの指示通りにAIが画像を描き換える、驚異的なデモ動画を公開しています。

Generative Fill まず変更したい箇所を範囲指定
Generative Fill 「yellow road lines」と呪文を入力
Generative Fill 路面のヒビなどは残したまま、黄色いセンターラインが描画
Generative Fill さらに、左右の余白を指定してやると……
Generative Fill 本来写っていなかった風景を補完してくれる

 ジェネレーティブ塗りつぶしは、同社の画像生成AI「Adobe Firefly」を活用した機能。例えば、道路を指定して「yellow road lines」と入力すればセンターラインを自然に溶け込むよう描いてくれますし、「Wet alley at night(夜のぬれた路地)」と指示すれば、森の景色を町に変えることもできます。

Generative Fill 背景を丸ごと範囲指定
Generative Fill 鹿が町に出没したみたいに早変わり
Generative Fill 変化の比較。すごい

 ジェネレーティブ塗りつぶし機能は、Photoshopデスクトップ版のβ版アプリと、Adobe Firefly(ベータ版)の単独モジュールとして、5月23日(米国太平洋時間)より提供を開始。一般公開は2023年後半で、日本語入力にも後日対応するとアナウンスされています。

 Twitterでは「画期的」「試すのが待ち遠しい」といった驚きの声や、「ファクトチェックが難しくなる」と懸念する声、「無加工の自然な風景の価値が相対的に上がるのでは」という意見など、さまざまな反応が上がっています。

画像はYouTubeより

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る