Photoshopで愛用のブラシが知らない人の顔でできていた→「オレだよ!」とまさかの本人登場 Twitterで起きた奇跡の連鎖に笑い(1/2 ページ)
台湾の有名絵師が、巡り巡ってブラシの素材に……。
「有能」とずっと使い続けていたPhotoshop用のオリジナルブラシが、実は知らない人の顔でできていたという、意味不明な出来事がTwitterで笑いを呼んでいます。ちょっと何言ってるのか分からない。
話題の主はTwitterユーザーの柳一(@yanagik218)さん。くだんのブラシを太く設定し、スタンプのように一点だけ置くと、メガネをかけた男性の笑顔が浮かび上がることに気付きました。つまり、これまで「男性の顔を連続で描くブラシ」だとは知らずに使い、線を引き続けていたわけです。線画に使う分には顔だと分からないような太さに設定するでしょうし、なかなか気付かないのも仕方ないことではありますね。
このシュールな絵面は「柳一さんが描いたかわいい女の子も、知らない人の顔でできていると思うとちょっとしたホラー」などと話題を呼びましたが、話はこれだけで終わりません。ツイートが拡散された末に、なんとそのブラシのモデルとなった本人が「オレだよ!」と名乗り出てきたのです。
かくして「知らない人」の正体は、台湾の有名イラストレーター、Krenz(@KrenzCushart)さんと判明。さらに珍しいことは続くもので、ブラシを作成したmangmao(@mang_666)さんまで、「使ってくれてありがとう」とリプライを投稿してきました。
話を聞いたところ、mangmaoさんはKrenzさんの講座の受講生。講座で絵文字を多数作ったときに“魔法のブラシ”を作ることを考えて、Krenzさんの了承を得て作成し、ほかのブラシとまとめてネットで無料配布していたのだそうです。
柳一さんはその経緯を知らぬまま、長年愛用していたもよう。リプライで「今後もこのブラシを使い続けるのか気になる」と聞かれ、「今まで通りに使いたいと思ってはいるが……」と、複雑な心境をのぞかせています。
画像提供・協力:柳一(@yanagik218)さん/mangmao(@mang_666)さん
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