独特なアピールでパパの気を引きたいヨウムの様子が、YouTubeチャンネル「ずぅちゃんねる」に投稿されました。動画は記事執筆時点で再生数11万回を突破、「急にテンション荒ぶるのやめて(笑)」「頑張るずうちゃんが健気でかわいい」などのコメントがたくさん寄せられています。
ヨウムの「ずぅちゃん」は8歳の女の子。以前は中に人間が入っている疑惑もあるほどの華麗なおしゃべりや、飼い主さんとの掛け合いがすばらしいと話題になりました(関連記事)。ヨウムは人間の5歳児並みの知能があるといわれるほど賢い鳥。今回は大っ好きなパパさんの気を引きたくて、頑張ってアピールしています。
まずは“アピール度(1)さりげなく会話に入り込む”/「ぽおーーう!」とのっけからエンジン全開のずぅちゃん、早速お買い物の相談をしている飼い主夫妻の会話に何とかして割り込もうとしています。
唐突に「ちょこれげす」とつぶやいたほか、「おすし……」と夕飯におすしを推したり、「ピーポー」と救急車のまねで傷心アピールをしてみたり……。さらに壊れた救急車を表現した「ゴゴゴゴゴゴ」音を出し、「あけましておめでとうございます」と遅い新年のごあいさつで、瞬く間にずぅちゃん独特の世界観に引き込まれます。残念ながらパパさんに気持ちは伝わってはいませんが、ライバルのママさんをパパさんから遠ざけることには成功したもよう。
続いて“アピール度(2)ちょっと頑張って喋ってみる”/パパさんの口笛をまねるなど懸命にアピールするも、なかなか反応を返してもらなくて焦るずぅちゃん。「ワンタンメンずぅこ〜」とメロディを付けて口ずさみ「さんはいっ」とリピートアフターミーなムチャぶりをかまします。しかし答えるのはターゲットのパパさんではなく、助け舟を出してあげたいママさん……。
パパさんは考えごとをしていて反応できなかったとのことですが、それを知らないずぅちゃんは歌ったり、「鳥ちゃんうるさいですよ〜」と自分がうるさいことを理解していると伝えたりと必死。
やっとパパさんが会話を再開してくれて、ずぅちゃんはさらにノリに乗ります。「ほっ」と常に相づちを入れ、ピカチュウのまねをし、「ぽおーう」を叫び、何歳か聞かれてはすっとぼけるなど、ずぅちゃんワールドさく裂。パパを振り向かせられたものの、うまく話せないことにモヤるのでありました。
そして“アピール度(3)ずぅ狂い咲き”/ずぅちゃんのアピールも最終段階。「おおおほほふよほ」と謎の声を発しながら頭をぶるんぶるん。さらに「かっかっかっ」とカラスの鳴きまねのような声を出し、「かわいいですねずぅこは」と自ら言っていくスタイルでかわいさアピール。もう狂い咲きすぎてパパさんどころか家族みんながノーリアクションになってしまったとのことです……。
結局ずぅちゃんのアピールはパパさんに届いたような届いてないような……届いていても伝わっていない結果になってしまったようですが、それでもパパさんもママさんもずぅちゃんのことが大好き。仲良く会話する姿は、本当の親子のようですね。
おまけでパパさんの誕生日の朝の出来事も。ママさんが♪はっぴばーすでーおとうさーん♪とお祝いの歌をレクチャーするのですが、なぜか「あけましておめでとうございます」と言ってしまうずぅちゃん。
「おとうさんは……びっ」と“たんじょう”が抜けた惜しいところまでいったのですが、最後には歌のレクチャーに飽きたのか「おめでとうございまぁー!」とママさんの歌をぶった切って終了。パパさんへのアピールはうまくいかないのでありました。
パパさんの気を引くことはできるのか? 次の誕生日には、果たして歌のプレゼントはできるのか? ずぅちゃんの頭脳とパパ愛があれば、きっとできる……はず!?
「ずぅちゃんねる」飼い主インタビュー
ヨウムの「ずぅちゃん」のかわいいおしゃべりと日常の様子を伝えるYouTubeチャンネル「ずぅちゃんねる」は2015年1月に開設され、2023年5月時点でチャンネル登録者数が12万人を記録しています。
ねとらぼでも飼い主さんとの爆笑の掛け合いの様子やテンションがダダ上がりする姿、人間と会話が成立している様子、パパさんへ愛を伝える姿などを紹介してきました。
今回はずぅちゃんの性格や日常の様子などについて、飼い主さんに詳しく聞いてみました。
YouTubeチャンネル「ずぅちゃんねる」
おしゃべりで愉快なヨウムのずぅちゃんの日常を伝えるチャンネル
ずぅ(♀):2014年7月10日生まれ(8歳)
2015年1月に開設
登録者数 12万1000人(2023年5月16日現在)
総再生数 3600万1859回(2023年5月16日現在)
寝ても覚めてもずぅちゃんのことが頭から離れなかった
――ずぅちゃんの紹介をお願いします!
グレーのもこもこボディーに赤い尾羽、目の周りの美白がご自慢のヨウムのずぅちゃんです。おしゃべり上手でわが家のボケ担当ですが、時々きらりと光る賢い発言をして家族を驚かせてくれます。よくオウムと間違えられますが、大型インコの一種です。よくオスと間違えられますが、実はメスです。
――ずぅちゃんをお迎えしたときのことを教えてください
鳥好きの夫(ずぅ父)が「一目だけでも見てみたいオウムがいる!」と言うので訪れたペットショップで、そのオウムさんの隣のケージで地味〜に佇んでいたのがずぅちゃんでした。当時ヨウムのことは全く知らなかった私(ずぅ母)ですが、なぜか強く心ひかれて、寝ても覚めてもずぅちゃんのことが頭から離れなくなってしまいました。
ヨウムをお迎えするに当たって寿命の長さ(約50年)が一番のネックでしたが、「人生の中で今日が一番若い日、今回の出会いを逃したら今後私の人生は更に短くなるだけ。だからもうきっと、次は無い」と考え、夫婦でお迎えする決心をしました。
――ずぅちゃんと飼い主さん一家との関係性はいかがですか
幼鳥のころは私オンリーワンのずぅちゃんでしたが、今では夫にもかなり懐いています(というか、かなり夫LOVEです)。現在はどちらに対しても甘えてくれて、とても愛らしいです。
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