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バスケットボールの練習をしていた兄妹が、見知らぬおじいさんに話しかけられ…… 小さなきっかけで生まれた心温まる交流に感動の声(1/2 ページ)

ほっこり。

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 あるきょうだいがバスケットボールの練習をしていたら、見知らぬおじいさんに話しかけられ……。心温まる交流を捉えた動画がInstagramに投稿され、記事作成時点で4万8000件の“いいね”を集めるなど反響を呼んでいます。

 動画は、Instagramアカウント「ハルとソラ」(@harusora_hoops)に投稿されたもの。同アカウントでは、バスケットボールをしている9歳のハルくんと、6歳のソラちゃんのきょうだいの日常を発信しています。

 今回の動画が撮影されるきっかけになったのは、以前2人が屋外でバスケットボールの朝練をしているときに、見知らぬおじいさんに話しかけられ、ある質問をされたこと。

 おじいさんは2人が持っているボールを見て、「認知症予防にドリブルが良いって聞いたんだけど、ボールはどこに売っていますか?」とたずねました。おじいさんによると、サッカーボールを買ってみたものの、地面についてドリブルをするにはあまりよく跳ねず、もっと跳ねるボールがほしいと思っていたのだとか。

 その日はおじいさんにお店を教えただけで終わったものの、その後、ハルくんとソラちゃんは「自分たちが使わなくなったバスケットボールをおじいさんにあげたい」と考えます。2人はおじいさんに会うため、毎日同じ場所で朝練をし、ボールを手渡す機会をうかがいました。

 そして、ようやくおじいさんを見つけたのは三週間後。ハルくんとソラちゃんはおじいさんの元へと走って行き、持ってきたボールを手渡しました。最初はびっくりした様子のおじいさんでしたが、よろこんでボールを受け取ってくれたといいます。

おじいさんを見つけて走る画像
おじいさんにバスケットボールをあげた兄妹
おじいさんにボールをあげる画像
よろこんでくれてよかったね!

 2人のやさしさがすてきなこのエピソード。おじいさんと2人の交流はその後も続いており、先日おじいさんは「右手100回、左手100回のドリブルを目指して頑張っている」と現在の目標を教えてくれたそうです。ハルくんとソラちゃんは、いつかおじいさんと一緒にドリブルができるのを楽しみにしているといいます。

 おじいさんと子どもたちの温かい交流の場面を捉えたこの動画には、「なんてステキなんでしょう! とても心温まりました」「お互いが少し勇気を出すだけで、こんなに優しい空間が生まれるんですね!」「こんな優しさがたくさん広がりますように」など、多くの感動の声が寄せられていましす。

 Instagramアカウント「ハルとソラ」(@harusora_hoops)では、この他にも、ハルくんとソラちゃんの日常の様子が公開されています。

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