テニプリ、現実を越える 3年前の楽曲がビルボードチャートTOP10入りの大躍進「現実と虚構が入り混じって楽しいやんか」(1/2 ページ)
なおテニミュでは日吉を演じていた細貝さん。
Billboard JAPANが6月14日、5日から11日までを集計した週間ダウンロード・ソング・チャート“Download Songs”を発表。8位にランクインした“君島育斗”が注目を集めています。完全に見つかっちゃったな。
君島育斗は『新テニスの王子様』(新テニ)に登場する高校3年生。眼鏡をかけた知的な印象のイケメンで、「コート上の交渉人」と呼ばれU-17日本代表に選ばれるテニスの実力もさることながら、国民的スターという顔も持つキャラクターで“キミ様”の愛称で知られています。
今回、チャートにランクインしたのは、キミ様の声優を担当する細貝圭さんが歌うキャラクターソング、通称「キミパ」こと「キミとParty Night」。発売されたのは2020年1月と約3年半も前のことですが、YOASOBIの「アイドル」、BTSの新曲といった最新ヒット曲に並んで8位にランクインすることになりました。これには声を担当する細貝さんもビックリで「キミさんが、キミパが、、ビルボード8位に、、、」とツイート。戸惑い気味に「お、おめでとうございます」と祝福をつぶやいています。
チャート大躍進のきっかけになったのは、6月3日と4日に横浜アリーナで開催された新テニのイベント「テニプリフェスタ 2023 U-17 WORLD CUP(通称:テニフェス)」でした。マスク着用ながらも声出し解禁となってから初めての大規模イベントで、キミ様の声優として出演した細貝さんが他のキャストを含むバックダンサーを引き連れてこの曲を披露すると、全編コール&レスポンスがある楽曲ということもあり会場は大盛り上がり。
3日夜から早くもヒットの気配を見せ、細貝さんは4日午前中に「キミパが、、、キミパがとんでもないことになってるよー」とiTunesランキングでアニメ部門トップ、また総合14位に入ったスクリーンショットを投稿。イベント終了後の5日は「ついに総合ランキングTOP 3、、、!」「3年前に発売なのに嘘みたーい」と驚きながら、「皆に知ってもらえて、こんなに皆が楽しい! って言ってもらえてとてつもなく幸せ」と喜びをツイートしていました。
とうとうビルボードランクインを果たし、そしてそれに伴う“君島育斗”のTwitterトレンド入りを受け、イベントで振り付けを担当した広崎うらんさんは自身のTwitterに「もう面白すぎる! 現実と虚構が入り混じって楽しいやんか」と投稿。ファンも「君島? 誰? 流行ってんの? って聴いた人にぶったまげてほしい そんでそのままテニスに落ちてほしい」「『最近誰聴いてるの?』に対して君島育斗って答えられる世界線に来てしまった」「髭ダンとあいみょんに挟まれるキミ様、最高」とお祭り騒ぎになっています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「何でもありの境目ギリギリを突いていく」 『テニスの王子様』連載開始から22年、原作者・許斐剛がファンの想像を超え続ける原動力
アニメ、ミュージカルと多方面に展開される人気作。 - テニプリ、10年ぶり映画新作で伝説の“恐竜滅亡”に挑戦状 映画「リョーマ!」、ファン歴22年の記者が許斐先生の美技に酔う
懐かしくて新しい2021年の「テニプリ」。 - 許斐先生描き下ろし! 「テニプリ」キャラの10年後を描いたイラストにファン興奮 「動揺が隠せないんですけど…」「すまほおとした」
医者になるのは大石の夢でした。 - 漫画家・許斐剛、「歩行困難で車椅子生活」と近況報告 「テニプリ」ミュージカルチームの激励に涙
ファンからも体調を気遣うメッセージが続々。 - 舞台「吸血鬼すぐ死ぬ」ドラルク役山本一慶、ロナルド役鈴木裕樹のW主演 ファン「大石と、大石……では?」
どうなるスナァ表現。 - 仮面ライダーディケイド、社長になる 井上正大がアニメ制作会社「AICライツ」へ
「華衛士F8ABA6ジサリス」の幹事会社としてAICライツが製作へ。