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フィリピンの観光PRキャンペーンのために製作された動画に、インドネシアやUAEなど他国の映像が入っていたとして、映像を制作した企業が謝罪しました。
当該の動画はフィリピン観光省の「Love The Philippines」キャンペーンのため、広告会社DDB Philippinesが制作したもの。フィリピンの観光PRが目的のはずが、報道によればインドネシアの棚田やUAEの砂丘、スイスの飛行場が写っていたことが判明し、削除されました。
DDB Philippinesは地元メディアに謝罪文を寄せ、「この件の責任は全て当社にある」とし、当該の動画は「ムード映像」として制作したと説明。ムード映像に映像素材を使うことはよくあるが、外国の映像素材を使っていたことを見落としていたとしています。
観光省はこの問題について、「怒りや失望を表しているフィリピンの国民と連帯する」とコメントし、DDB Philippinesとの契約を打ち切ったと発表しました。
フィリピンのCNNが入手した当該の動画
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