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フィリピンの観光PR動画にインドネシアなど他国の映像素材 制作した企業が謝罪(1/2 ページ)

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 フィリピンの観光PRキャンペーンのために製作された動画に、インドネシアやUAEなど他国の映像が入っていたとして、映像を制作した企業が謝罪しました。

 当該の動画はフィリピン観光省の「Love The Philippines」キャンペーンのため、広告会社DDB Philippinesが制作したもの。フィリピンの観光PRが目的のはずが、報道によればインドネシアの棚田やUAEの砂丘、スイスの飛行場が写っていたことが判明し、削除されました。

棚田のシーン(フィリピンのCNNが入手した映像から)

 DDB Philippinesは地元メディアに謝罪文を寄せ、「この件の責任は全て当社にある」とし、当該の動画は「ムード映像」として制作したと説明。ムード映像に映像素材を使うことはよくあるが、外国の映像素材を使っていたことを見落としていたとしています。

 観光省はこの問題について、「怒りや失望を表しているフィリピンの国民と連帯する」とコメントし、DDB Philippinesとの契約を打ち切ったと発表しました。

フィリピンのCNNが入手した当該の動画

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