黒柳徹子の自伝的名作『窓ぎわのトットちゃん』が初の劇場アニメ化、主役に子役・大野りりあな
「劇場版ドラえもん」シリーズで知られる八鍬監督がメガホンを取り、12月8日公開。
黒柳徹子さんの自伝的小説『窓ぎわのトットちゃん』が、八鍬新之介監督の手で初のアニメ映画化が決定。主役のトットちゃん役には、オーディションで選ばれた子役、大野りりあなさんが抜てきされました。公開日は12月8日に決定しています。
『窓ぎわのトットちゃん』は、タレントでユニセフ親善大使なども務める黒柳さんが自身の幼少期を描いた小説で、1981年の出版以来、20以上の言語で出版され世界累計発行部数は2500万部を突破。そんな同作を、「劇場版ドラえもん」シリーズで知られる八鍬監督がメガホンを取り、劇場アニメとして上演されます。
主役のトットちゃん役を演じる大野りりあなさんは2016年生まれの現在7歳。大野さんは、『窓ぎわのトットちゃん』が自身に勇気を与えてくれたとコメントしており、黒柳さんも「もうトットちゃんのようなので、アドバイスは必要ないと思います。元気にやってくだされば大丈夫」と大野さんの演技に太鼓判を押しています。
好奇心旺盛でお話好きなトットちゃん(=黒柳さん)が、落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になり、転校した東京・トモエ学園のユニークな校風と恩師、友人たちとの出会いを描いたストーリー。これまでも映像化のオファーはあったようですが、トモエ学園の校長先生を演じられる人がいない、という理由で断っていたことを黒柳さん自身が語っており、劇場アニメではそこが本人も納得できる形なのだろうと推察されます。
アニメ制作はシンエイ動画が担当。公開された特報映像では、トモエ学園の前にたたずむトットちゃんからスタートし、元気いっぱいの姿が描かれています。また、ティーザービジュアルでは、トモエ学園の校庭にある電車の中から色彩豊かな外を眺めるトットちゃんが描かれました。
トットちゃん役・大野りりあなコメント
年長さんの時に将来、女優やアナウンサーの道に進みたいと思いました。
でも、成功するかどうか不安だった5歳の時、お母さんが徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」の本を買って読んでくれました。「こうやって勇気を出して成功している人がいるんだな」と思い、勇気をもらったので本当に感謝しています。友達関係のことやいろんなことが書いてあって、面白いし感動するところがとっても大好きです。
徹子さんの『窓ぎわのトットちゃん』が私を勇気付けてくれたみたいに、笑顔と勇気と感動を届けられるような映画にできるように頑張ります!
原作・黒柳徹子コメント
りりあなちゃんも本を読んでくださったようで、時代や年齢を越えて愛していただけることは思いがけなかったので驚きました。
彼女がトットちゃんを演じている声を聞いた時に、小さいころのイキイキしている感じがとっても出ていて。私もあんな感じだったのかなと思い返して、トットちゃんのイメージにぴったりでうれしかったです。彼女はもうトットちゃんのようなので、アドバイスの必要はないと思います。元気にやってくだされば大丈夫。
監督/脚本・八鍬新之介コメント
オーディションの時に小林先生がトットちゃんの話を4時間も聞いたエピソードを紹介すると、りりあなさんは「それじゃあ先生も大変だ」と小林校長先生を気遣っていました。
小学一年生の小さな身体と、妙に達観したコメントのアンバランスさにスタッフ一同大爆笑。「この子は面白いぞ」というのが第一印象でした。
りりあなさんをトットちゃん役に選んだ理由はとてもシンプルで、彼女の言葉がせりふに聴こえなかったからです。まるでトットちゃん自身がそこにいるかのようにナチュラルでした。
彼女のキュートなお芝居を劇場で楽しんでください。
(C)黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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