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旭川トヨタが8月4日、レクサス旭川前の街路樹が枯死していた件についてコメントを発表しました。業者による枝払いを実施した結果、樹木が弱り伐採に至ったとしています。
旭川レクサスでは、店舗前に植えられていた街路樹が2015年ごろに枯れだし、遅くとも2022年には伐採されていたことがGoogle ストリートビューで確認できます。この樹木枯死について、ビッグモーターの除草剤散布の件もあり、意図的に枯らしたのではないかとする声が上がっていました。
旭川トヨタの発表によると、この樹木があったときは毎日1時間近く落ち葉掃除を実施していたとのこと。そこで10年ほど前業者に依頼し、開発局からの許可を得た上で枝払いを実施したとしています。しかしその後樹木が弱り、2021年ごろに木の根元から伐採するに至りました。
旭川トヨタは、以上の経緯から街路樹の枯死は通常の維持管理の一環であり、一部報道に掲載されているような意図的なものではないとしています。現在北海道開発局に確認中であり、確認が取れ次第あらためて詳細を発表するとのこと。また、「地域に密着し住民の皆様に喜んでいただく経営を目指している販売店として、ご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。
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