ネッツトヨタ熊本、「店舗前の街路樹が枯れている」SNSの指摘に説明 「行政の検査で異常の検出なし」(1/2 ページ)
ビッグモーターの問題を受けて、ネッツトヨタ熊本にも疑惑を向ける声が上がっていました。
ネッツトヨタ熊本は7月30日、「店舗前の街路樹が枯れている」とのSNSの指摘を受け、経緯を説明しました。行政機関の検査で異常は検出されなかったとしています。
SNSでは数日前から、ネッツトヨタ熊本本社・本店前のストリートビュー写真で、2016年8月に青々と葉がついていた街路樹が2017年5月には枯れており、2018年7月には伐採されていることが指摘されていました。先頃、ビッグモーター店舗前の街路樹が枯れた問題が報じられ、同社が除草剤の影響の可能性が高いと認めた(関連記事)ことから、ネッツトヨタ熊本にも疑惑を向ける声が上がっていました。
ネッツトヨタ熊本によると、2016年4月の熊本地震で本社ビルが全壊判定を受け、7月から解体と再建工事を実施。その際に基礎工事で店舗前の木の根を傷つけた可能性があると、2017年6月に国交省九州整備局熊本河川国道事務局に報告したとしています。
このときの行政の診断結果報告では、耐震杭が木の根を切った可能性、3〜5月が例年より少雨だったこと、害虫の影響などが可能性として示されたものの、明確な原因判明には至らず、その後樹木は枯れてしまったとネッツトヨタ熊本は説明しています。
その後2017年7月に行政から地域住民への説明やメディアへの検査結果内容の説明があったとのこと。行政機関は当時必要とされる検査を実施したものの異常は検出されず、ネッツトヨタ熊本に瑕疵(かし)はないと判断したといいます。
「地域に密着し住民の皆様に喜んで頂く経営を目指している販売店として改めて皆様にご心配とご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます」(ネッツトヨタ熊本)
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