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式が“素数”となる整数aの値は? シンプルなのにめちゃくちゃ難しい…… 難関大学レベルの数学に挑戦!(7/8 ページ)

整数問題は奥が深い。

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問題

PASS LABO 大学受験数学 東京大学(東大) 京都大学(京大) 一橋大学 整数問題 一見簡単そうだけど……

解答

(1)5a2-104a+323=(5a-19)(a-17)である。

  • 5a-19が1となるとき、a=4。このとき、5a2-104a+323=-13.これは素数でない。
  • a-17=1となるとき、a=18。このとき、5a2-104a+323=71。これは素数であるから、a=18は答えの1つ。
  • 5a-19=-1となる整数aは存在しない。
  • a-17=-1となるとき、a=16。このとき、5a2-104a+323=-61。これは素数ではない。

 ゆえに、a=18。

(2)5a2-28a+39=(5a-13)(a-3)

  • 5a-13が1となる整数aは存在しない。
  • a-3=1となるとき、a=4。このとき、5a2-28a+39=7。これは素数であるから、a=4は答えの1つ。
  • 5a-13=-1となる整数aは存在しない。
  • a-3=-1となるとき、a=2。このとき、5a2-28a+39=3。これは素数であるから、a=2は答えの1つ。

 ゆえに、a=2,4。

 

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