「自分でも寝耳に水」 ブラザー・コーン、ステージ2の乳がんに驚がく つらい治療に「人生は死ぬまで試練」（1/2 ページ）

「男性では本当に珍しいらしく、自分でも寝耳に水」とコメント。

[羽野源一郎，ねとらぼ]

　音楽ユニット「バブルガム・ブラザーズ」のBro.KORN（ブラザー・コーン）さんが8月29日にInstagramを更新。「皆様へお詫びとお知らせ」と題した文章を投稿し、ステージ2の乳がんだと公表しました。

乳がんの治療に専念すると発表（画像はブラザー・コーンInstagramから）

　コーンさんは左胸にしこりができたため、病院で検査を受けたところ乳がんと診断。「乳癌は男性では本当に珍しいらしく、自分でも寝耳に水でした」と自身の驚きぶりを明かしながらも、現状を真摯（しんし）に受け止め治療に専念すると伝えています。

　がんはステージ2であり早期に発見できたことから、「なんとか命には別状ない」と医師から告げられたとのこと。仕事に関しても“可能な限りやっていく”との方針を示していますが、抗がん剤の副作用は予想していた以上に大きいそうで、「つらい治療に耐える日々が続いております」と闘病生活の様子を告白しています。

　治療を優先させるため、9月のバブルガム・ブラザーズ結成40周年記念ライブや、11月の「Bro.KORN Birthday Live 2023!!」は中止となるもよう。コーンさんは「ファンの皆様、少々お時間を下さい」「来年また元気なブラザーコーンの復帰まで応援よろしくお願いします」とファンや関係者に伝えていました。

　乳がん公表と合わせて、「まぁ、なっちゃったもんは仕方ない。人生第5の試練がやってきた。これからの人生が益々面白くなる。前触れ。違う毒を楽しもう」前向きにコメントしたコーンさん。年齢を重ねても歌える限りは歌い続けるとの意思を示し、「人生は死ぬまで試練だと思い、乗り越えてみせます。サンミナ、シクヨロ」と決意を表明しています。

2022年に開催されたバースデーライブの様子（画像はブラザー・コーンInstagramから）