映画「アメリ」(2001年)「ミュンヘン」(2005年)などへの出演で知られる仏俳優のマチュー・カソヴィッツが現地時間9月3日、バイクの練習中に起こった事故で病院に搬送。当初は地元警察から「心配な」状態と発表があり共演者やファンらが心配していましたが、マチュー本人が6日にInstagramのストーリーズで病床からコメントを発表し、無事を伝えました。
マチューは仏エソンヌ県にあるサーキット「オートドロム・ドゥ・リナ=モンレリ」でバイクの練習中事故に遭い、クレムラン・ビセートル病院に搬送されました。地元当局はマチューが次回出演作に備えバイクの高度なドライビングテクニックを学ぼうとサーキットに通っていたと説明。また事故の際ほかの車体には衝突せず、マチュー1人がバイクから放り出され地面に衝突する単独事故だったと述べました。
その後マチューの状態が正確に分からず多くの人が心配していましたが、Instagramのストーリーズに投稿された動画では頭部や上半身に傷跡は確認できず元気な様子。「こんにちは。僕に電話や応援メッセージをくれた人たちにお礼が言いたかったんだ。本当にありがとう。自分にこんなにたくさんの友達がいるなんて、知らなかった。うれしいよ」と多くのメッセージを受け取り早くお礼を言いたかったもようです。
そして「バイクから落ちてしまったんだ。大腿骨と足首を骨折して、今はリハビリ中。ちょうど手術を終えたところだよ」と自身の状態を説明しました。さらにもう一度心配してくれた人たちへ謝辞を述べると、「今夜、映画『Visions』が公開されるんだけど、行けなくて残念だよ。皆さんが行ってくれるといいんだけど」と結びました。独俳優ダイアン・クルーガーと共演したサイコスリラー「Visions」はマチューの最新作で、6日から劇場公開予定でした。
共演者のダイアンもマチューとなかなか連絡を取ることができなかったようで、5日にInstagramへマチューとの2ショット写真を投稿。「マイ・フレンド……もう2日もあなたのことばかり話しています。不安な2日間でした」とつづっており、共演者らも2日間マチューの安否が分からず心配し、無事だと知ってほっとしたようです。「町の至るところへ貼られた私たちの映画ポスターで、あなたの姿を見ています。公開前夜に感激してる。あなたが大丈夫だって知って感激した……たとえ時間がかかって、苦痛があったとしても。明日私たちの映画を見に行く人たちに(そうだといいんだけど)、撮影中ずっとそうだったみたいに、あなたが笑っておどけてる姿を見せてくれるといいな。頑張って、またすぐ会おうね」と元気付けました。
「Visions」のビジュアルをシェアしたマチューのInstagram最新投稿には、「ここ数日間不安だったから、この動画を見られて本当によかった。1日も早い回復を祈っています。頑張って、強くね。私たちが映画を見に行くから、あなたは休んでて」「あなたからの動画投稿、うれしい! リハビリ頑張ってね」など、動画で無事な姿を見られて喜ぶファンの声が多数寄せられてます。
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もうそのファンには足を向けて寝られない。