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薄暗い夜の駅でふと振り返ると、通路の奥から巨大な手が……! X(Twitter)に投稿された、ショッキングな写真がゾクッときます。
その手はあまりにも大きく、3本の指が見えるのみ。その主の大きさははかり知れませんし、もしかすると“手だけの存在”かもしれません。写真に添えられた「『3番線ホームで後ろから声をかけられても絶対に振り向かないこと。』───■■駅緊急時対応マニュアルより抜粋」の文言がまた、想像をかき立てます。
その一方で、駅の構内をよく見ると、「台所エクスプレス」や「リビング線」など、ところどころおかしな表示もみられます。実はこの写真、ミニチュア作家のMozu(@rokubunnnoichi)さんが、自身の作品を舞台に撮ったトリック。2021年に公開した作品、人家に暮らすこびとたちの「冷蔵庫前駅」(関連記事)に、自ら指を突っ込んで撮影したのです。
いつもは明るくて楽しい雰囲気で作品を撮影しているというMozuさん。今回は不気味さや不安定さを表現するため、カメラを傾けて撮影したり、写真の彩度を落としたりといった工夫を凝らしたそうです。通路から現れた手を「見てしまった感」を演出するため、指を入れる具合にもこだわったとのこと。
作品は、「めっちゃびっくりした」「ミニチュアがリアルすぎてめちゃくちゃ怖い」と大好評。Mozuさんは自作を駆使して、“民家に潜む何か”も表現して見せています。
画像提供:Mozu(@rokubunnnoichi)さん
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