advertisement
「踊る大捜査線」の神田総一朗署長役などで知られる俳優の北村総一朗さんが10月30日、自身のブログを更新し、5月に膵臓(すいぞう)で見つかった腫瘍について、経過を報告しました。
北村さんは5月に、かねて悩まされていた膵臓炎の再発と、検査によって膵臓に8ミリの腫瘍が見つかったことを報告。「放射線治療後の初めての診察。」のブログエントリでは、その後の治療経過と検査結果を報告しました。
「どうやら私の方に有利に進んでいる」という病魔との勝負は、重粒子線治療終了3カ月後の検査結果が極めて順調で、CTや採血の結果、腫瘍も大きくなっておらず転移も確認されていないと医師の説明を受けたと報告。重粒子放射線治療については、免疫力低下への懸念と不安を抱いており、MRI検査への切り替えを希望したことなどを説明しました。
順調な経過報告にまずは安堵(あんど)する一方、これは根治ではなく転移の可能性があり、重粒子治療の副作用は1年かけて現れるという医師の説明には、「最後に冷たい鉄の釘を打ちこまれた感じだ」と気を重くしつつ、「私の場合、所詮は、老化という普遍的機構に戦いを挑む、儚い抵抗だろうか。もしそうであったとしても、益々、進取果敢に歓声をあげて前へと突撃して見せると意を決している」と、病気が進行する可能性を受け入れ、果敢に立ち向かっていく覚悟をつづっています。
読まれている記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
関連記事
- 「BUCK-TICK」ボーカル櫻井敦司さんが急死 ライブ中断からわずか5日後の訃報に「嘘だと言って」「今日はとても悲しい日」
19日に体調不良でライブを中断していました。 - 谷村新司さん74歳で逝去、「アリス」堀内孝雄&矢沢透が追悼「突然の別れに驚きを隠せません」「悲しいというより悔しい」
10月8日に逝去、葬儀は10月15日に執り行われたとのことです。 - がん再々再発の古村比呂、腫瘍巡る検査結果に医師も驚き「とても珍しく凄いこと」 治療継続も当人「心は前向きです」
数日前に11回目の抗がん剤治療。 - 俳優の佐藤仁さん、持病のため48歳で急逝 ドラマ「とと姉ちゃん」、映画「上京ものがたり」などに出演
映画監督の森岡利行さんが事務所名義で報告しました。 - 『坂本ですが?』作者の漫画家・佐野菜見さん、約1カ月のがん闘病の末に逝去 「新連載の打ち合わせを進めているところでした」
謹んでお悔やみ申し上げます。 - 三田寛子、最愛の父が87歳で逝去 上京中の危篤状態から回復も「天国の母の元へと旅立ちました」
ご冥福をお祈りします。