アメリカで事故ってハッピーバースデーを歌ったうちの母 まさかの体験を描くエッセイマンガが「コミュ力の化身」「歌で争いが止まるのか」と話題に(1/2 ページ)
最悪の状況が一転……。
海外での交通事故をまさかの方法で切り抜けた――― そんな実話を描いたマンガ『アメリカで事故ってハッピーバースデーを歌ったうちの母』がX(旧Twitter)で話題になり、約4.5万いいねを獲得しています。
作品紹介
『アメリカで事故ってハッピーバースデーを歌ったうちの母』は、刺繍(ししゅう)作家で「ゆるくてかわいいはじめての刺しゅう」の著書を持つありまさん(@arimama_umauma)による作品です。
父親の仕事の都合でアメリカに住んでいたころの話。ありまさんの母親がスーパーの駐車場から自動車を発進させようとしたとき、近くを通過していた他の自動車と衝突してしまったそうです。
その車から降りてきた“外国人のおじさん”は激怒していたのですが、英語ができない母親には相手が何を言っているかもよく分からず、なだめようにも「アメリカでは、謝ると後の訴訟で不利になる」と思っていたことから謝ることもできなかったとか。“言葉が通じない異国の地での交通事故”という最悪の状況です。
幸いにも日本語の分かる店員が通訳として間に入ってくれたおかげで、今日はおじさんの誕生日で「俺は急いでいるんだ!! 家族がレストランで待っているのに……!!」とイラだっていたことが判明。ああ、もうどうしたらいいものか……。
ここで母親が取ったまさかの行動が、怒っているおじさんのために「♪ハッピバースデートゥーユー」と歌うというもの。これが功を奏しておじさんは落ち着きを取り戻し、その場は丸く収まったといいます。
X上で「ハート強すぎ」「コミュ力の化身」「歌で争いを止めることができるんだな」と反響が寄せられる本作について作者・ありまさんにお話を伺いました。
作者インタビュー
――― これは、いつごろのお話でしょうか?
30年ほど前の話です。私はまだ赤ちゃんでした。
――― 当時の家族の英語力は?
作中にある通り「アイ キャント スピーク イングリッシュ」くらいの感じです。
これはアメリカに行って1年目の出来事で、母は全くしゃべれなかったと言っていました。父も仕事で使う英語くらいで……このころは2人とも、流暢(りゅうちょう)にはしゃべれなかったと思います。
――― 作中でも「ハート強すぎだろ」とツッコミを入れられている母親。普段、どんな性格の方なのでしょうか?
作中の通り、ハートが強くて、ちょっぴり天然です。とにかく明るい人で、何でも一緒に楽しんでくれます。
――― この交通事故のエピソード、どんな風に聞いたのでしょうか?
確か小学校にあがったころに「そういえば昔ね……」と、笑い話として聞かせてくれました。もう衝撃で、面白くて、それから何度もせがんで聞かせてもらっていたエピソードです。
制作協力:ありまさん(@arimama_umauma)
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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