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実はめちゃくちゃ手間がかかっていた 「くずもち」の知ってるようで知らない製造工場の裏側が面白い(1/3 ページ)

手間暇に驚かされます。

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 広く知られているものの、作り方はいまいち知られていない「くずもち」の製造工程を紹介する動画が、YouTubeで「ためになる」「おもしろい」などと人気を集めています。

サイエンス くずもち 工場 「くずもち」が作られる工程を見ていく

 動画を公開しているのは、モノづくりの裏側を紹介するYouTubeチャンネル「SCIENCE CHANNEL(JST)」。「葛餅」と「久寿餅」、どちらも「くずもち」として知られていますが、今回は小麦でんぷんを使用する「久寿餅」の製造方法を紹介しています。

 まず驚かされるのは、原料の「発酵小麦でんぷん」が完成するまでにかかる時間です。なんと発酵に約2年もかかるそうです。

 くずもちの原液作りでは、「発酵小麦でんぷん」を洗浄していきます。洗浄作業は、排水、注水、攪拌、沈殿のサイクルを1日に1回行い、4日から5日かけて何度も繰り返します。その後、水分と熱を加えてとろみを出します。

 完成した原液を木枠に入れ、蒸すことでくずもちが完成します。真空パックで高温殺菌を行い、ようやく私たちがスーパーなどで目にするくずもちが完成です。何気なく食べることができるくずもちですが、意外なほど丁寧な製造作業であったことにびっくりです。

サイエンス くずもち 工場 丁寧な製造工程で原液を作る
サイエンス くずもち 工場 蒸して冷却したものをカット・殺菌して完成

 コメント欄には、「こんなに手間のかかる製品だとは知らなかった」「くずもちってこんなに手間暇かけてたんだ」と製造の裏側を知って驚く人たちからの声が寄せられました。

 「SCIENCE CHANNEL(JST)」は他にも、フリーズドライ味噌汁やトラック、みりんなど身近にあるものの製造過程を公開しています。どれも知的好奇心を刺激する内容で、時間を忘れて見入ってしまう動画ばかりです。

画像はYouTubeチャンネル「SCIENCE CHANNEL(JST)」より引用

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