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会員の“個人情報濫用”を示唆か エニタイムフィットネス、従業員の「不適切SNS投稿」を謝罪 「心よりお詫び」(1/3 ページ)

SNSなどで「情報濫用」の指摘相次ぐ。

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 大手フィットネスチェーンのエニタイムフィットネスは、従業員がSNS上で会員の個人情報について誤解を与えるような投稿を行っていたとして、1月11日に謝罪しました。

エニタイムフィットネス エニタイムフィットネスが従業員の「不適切SNS」謝罪(画像はエニタイムフィットネス公式サイトから)

SNS上で指摘相次いでいた

 同チェーンは「スタッフの不適切なSNS投稿についてのお詫びとお知らせ」と題した文書で、「この度、エニタイムフィットネス店舗に勤務するスタッフが、スタッフ本人のSNSにて会員さまの個人情報の取り扱いに関して誤解を与えるような投稿をする事案が発生いたしました」と報告。

エニタイムフィットネス 実際の謝罪文(画像はエニタイムフィットネス公式サイトから)

 調査の結果、実際に会員の個人情報を当該スタッフが入手した事実はなかったというものの、「会員さま、関係者の皆さまに不安を与える事態となりましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪しました。

 同チェーンは「各種法令に基づいた個人情報の管理・運用の実施や、個人情報保護をはじめとしたコンプライアンス研修・教育を徹底している」としつつ、「こうした対応を行っている中で発生しました今回の事案につきまして、当社としては大変遺憾ではあります」とコメント。今後は「スタッフによるSNS投稿につきましても適切な運用を徹底するよう、本部として改めて教育・指導に努めてまいります」としました。

 SNSなどでは1月以降、エニタイムフィットネスの従業員とみられる人物が、会員の個人情報濫用を示唆する投稿をしていたという指摘が複数上がっていました。登録者数42万人のフィットネスYouTuber「薬学生トレーニーSakura」さんは、1月7日のYouTube動画で、自身が通っていたエニタイムフィットネスのスタッフが自身の個人情報を濫用していたのではないかと指摘し、「不愉快でしかない」と怒りをあらわにしています。

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