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2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」で生じた隆起による地形の変化を比較した画像が、自然の力の恐ろしさを物語っているとしてX(Twitter)で注目を集めています。
“自然の脅威”を思い知らされる2枚
画像を投稿したのは、フォトグラファーのEiichi Yoshioka(@EiichiYoshioka)さん。投稿された2枚のスライドショーでは、最初に地震発生前の写真が、次に地震発生後の写真が流れる構成となっています。
Yoshiokaさんによると、2枚の写真はいずれも石川県輪島市門前町皆月で撮影されたものとのこと。撮影日は発生前が2016年8月12日、発生後が2024年1月11日となっています。
2枚の写真を比較すると、発生前の写真では海に囲まれている防波堤が、発生後の写真ではごつごつ盛り上がった岩肌に乗っかるような形に。ほとんど変わらない構図にもかかわらず狭くなった海の面積が、その規模の大きさを物語っています。
投稿には「ほんの数秒でこれだけ隆起するのはヤバイ」「地形ってこんなに変わるものなんですね…」と自然の強大な力に驚く声や、「漁場の状況や漁師の皆さんの生活が心配」「自治体レベルではなく政府が主体の復旧工事が必須のような気がします」など心配をする声が寄せられました。
なお、令和6年能登半島地震の隆起をめぐっては、産業技術総合研究所(産総研)が1月11日に発表した調査結果にて、石川県輪島市門前町鹿磯周辺で最大4メートルの隆起が確認されています(関連記事)。
画像提供:Eiichi Yoshioka(@EiichiYoshioka)さん
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