友人がメルカリの偽サイトに引っ掛かる → “意外な理由”で致命傷を避けられた話に身が引き締まる(1/3 ページ)
文中リンクを踏んでしまう前に、URLを読むクセを付けるしかない……。
メルカリを装った巧妙なフィッシングメールがX(Twitter)で報告され、注目を集めています。リンク先のページはものすごくそれっぽいけれど、個人情報を狙う偽サイト。
被害に遭ったのは、投稿主のこにこす。(@Ageimo_No_Salad)さんの知人。「メルカリの不正ログインがありました!」といった内容のSMSに釣られて文中リンクを踏んでしまったところ、くだんの偽サイトへ誘導されたといいます。
サイトはメルカリのロゴを配して公式を装っていますが、「株式会社メルカリに代わって株式会社Paydyが、本人認証サービスを提供いたします」の記述があったり、本人確認書類として運転免許証やマイナンバーカードを要求したりと、いろいろ怪しげ。決定的なのがURLで、よく読むとドメインが「mercari(メルカリ)」でなく「meraeri(メラエリ)」です。
とはいえパッと見は本物らしく、油断していると引っ掛かってしまいそうな手口には、「URL読む癖があればまだ気付けそうだけど……」「確実に避けられる自信はない」と恐れる声が上がりました。なお、知人は「免許もマイナンバーもないんだけどどうしよう」と、こにこす。さんに相談したおかげで致命的な被害は受けなかったものの、氏名住所電話番号生年月日までは入力してしまったとのことです。
こうした事例についてはメルカリも把握しており、注意喚起用のページを設置。「メルカリを名乗るメール・SMSが届いても、記載されているリンクは開かずに、公式アプリやブックマークでメルカリ公式サイトをご確認いただくようお願いいたします」と呼びかけています。
画像提供:こにこす。(@Ageimo_No_Salad)さん
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