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薄暗い店内で向かい合う夫婦。夫は小さな箱を取り出します。妻は指輪でもくれるのかとドキドキ。“パカッ……!”夫が見せてきたのはダイヤモンド……ではなかったとのエピソードがX(Twitter)で人気です。
指輪の箱かと思ったら……!
そんな予想外体験をしたのは、長瀬まぐまさん(@nagase_h)。「夫が店で箱を取り出したから指輪でもくれるのかと思ったらアンモナイトだった」のコメントとともに、箱の写真を投稿しました。
その箱は手のひらに載るサイズで、指輪と勘違いするのも無理はない形をしています。しかし、中から出てきたのは、化石。実は夫の相場大佑さん(@ammo_ammo_ammo)は、アンモナイトを研究する古生物学者で、研究のために新しく買ったものを自慢しただけでした。
相場さんによると、この化石は病気か寄生かで体幹が曲がってしまったジュラ紀のアンモナイトなのだそうです。妻に自慢したくなるほどの品です。きっと、この箱を取り出したときには、いい表情を浮かべていたんでしょうね。
この投稿は9万件を超える「いいね」を集めました。「ダイヤモンドとアンモナイト語感似てるかも」「指輪を匂わせるような箱で面白いです」「なんでやねんw」といった反応が寄せられています。
そんなアンモナイトのプロである相場大佑さん。著作『アンモナイト学入門: 殻の形から読み解く進化と生態 』が2024年2月8日に発売されます。化石生物アンモナイトの姿や生態、進化などについて現在までに分かっていることがぎゅっとまとまっています。
画像提供:長瀬まぐま(@nagase_h)さん
(高橋ホイコ)
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