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水槽内で山火事→生命の復活を再現した実験記録が驚異の2000万再生! 「クレイジーだ」「これをYouTubeで見れるとは」【米】(1/3 ページ)

マジですごいとしか言えない。

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 世界の驚きの生き物動画を紹介する「生き物って面白い」。今回は2023年7月15日に投稿された、水槽内で自然を再現した映像を紹介します。動画は記事執筆時点で2040万再生を突破。

Simulating a Forest for 100 Days

 話題となっているのは、米在住の投稿者が運営するYouTubeチャンネル「Dr. Plants」の動画。水槽内に土や丸太、キツネの骨で森を構築後、雨や火災などを再現し、100日間の生態系の変化を追います。

自然を再現
水槽でこんなことができるなんて

枯れた森からスタート

 スタートとなる環境は“枯れた森”。時間の経過とともに地中から植物が芽吹き、カタツムリが現れ、5日目にはこれらが平和に共存する姿が見られます。

 しかし8日目になると植物が急速に姿を消します。原因は植物を食い荒らすミミズ。環境の制御のため、捕食者となるイースタンワームスネーク(ヒシガタムカシヘビ)を導入します。

植物が生い茂り、多種多様の生物が暮らす環境に

 そのころ上層ではキノコやアリが生態系を築き始めていました。キノコに引き寄せられるカタツムリや、女王アリが率いる働きアリたちの成長の様子が見られます。

 時がたつにつれ、植物の増殖や昆虫の増加など、新たな課題が浮かび上がります。67日目に雲を発生させ雨季を再現すると、植物がさらに生い茂り、食物連鎖が崩れていきます。

 植物を食べる捕食者が不足している中、新しい捕食者としてサソリやクモが導入されました。生態系はより複雑でバランスのとれたものとなり、異なる生物が相互作用し合いながら、新たなサイクルが形成されます。

雨季、そして乾季が訪れ……

 90日目、雨がなくなり地面が乾燥すると、水槽内に乾季が訪れます。全ての生物を取り除き、さらに干ばつが進むと山火事が発生、全てが焼け落ちていきます。

 しかし94日目、灰から新しい生命が誕生しました。これは投稿者にとっても予想していなかった出来事のようです。水槽内では生命のサイクルが再び始まり、生態系が復活していきました。

生命の復活劇に反響続々

 コメント欄には「素晴らしいエンターテーメント」「投稿者は単なる映像製作者ではなく、世界の創造者です」「もっと他のビデオも見たい!」と、自然界を再現した映像に称賛の声が寄せられています。

 同チャンネルではこの他にも、自然界で発生するあらゆる生態系の進化や植物の成長を水槽内で模擬、実験した動画を公開しています。

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