「ヤフオク!」でメダカの卵を購入して育てたら……。驚きの結果になった動画をYouTubeチャンネル「かずまさ【アクアリウム】」さんが公開。動画は記事執筆時点で25万再生を超えており、かずまささんは注意を呼びかけています。
購入したメダカの卵は、調味料入れとして使われるプラスチック製容器の「タレビン」に、メチレンブルー(殺菌効果のある薬品)と一緒に入れられた状態で到着。卵の数は10個で、全体的に孵化する直前だったそうです。
その後容器を移して育てていくと、すぐに違和感が。出品ページに表記されていたのは、鱗の模様が際立つような黒い柄が特徴の「ブラックリム」と呼ばれる改良メダカで、さらにハウスネーム(※各ブリーダーが作出したメダカの名称)も書かれていましたが、実際に育ったのは全く別の品種。孵化したのは4匹で、1匹は背中に光沢がある体外光系のメダカで、他3匹はヒレが青っぽくなっています。
このことから、届いたのはおそらくミックスのメダカだとかずまささんは判断。出品者に「卵の入れ間違えでしょうか?」とメッセージで質問するも返信はありませんでした。
かずまささんは今回の出品者の行為について事務局に連絡。その後の動画によると、カスタマーサービスと何度かやりとりし、落札金額と同額の“お見舞い金”による対応があったことを報告しています。
現在「ヤフオク!」では、絶滅危惧種のメダカ以外であれば、卵の売買は禁止されていません(※ストア出店者は絶滅危惧種・準絶滅危惧種でも人工的に繁殖された個体に限り出品が可能/参考ページ)。一方で今回のような詐欺行為といわれても仕方がないケースに遭う可能性もあるため、出品者の情報をよくチェックしたり、品種の質問をしたりしてから入札・購入するのがよさそうです。また人気の品種・改良メダカ等については、各地で開催されている「メダカ販売イベント」に足を運ぶのがよいといわれています。
投稿者のかずまささんは、今回のメダカたちを大切に、楽しみながら育てています。X(@Kazumasa_aqua)とInstagram(@kazumasa_aqua)でも飼育中の生き物たちを公開中。YouTubeでは、真夏のメダカ飼育の注意点なども発信しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「かずまさ【アクアリウム】」さん
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