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温泉、うなぎ、文化財! 熊本県は冬でもアツアツ→手作りの「KUMA-ATSU METER」で温度を測ってきた

第2弾は「人吉球磨」を旅します!

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 熊本県に「人吉(ひとよし)」という場所がある。熊本県南部の、球磨(くま)地方と呼ばれる地域の中心都市だ。豊かな自然に囲まれた盆地だが、国宝に指定された神社や歴史のある温泉宿があり、日本の文化的な趣も感じることができる地域である。

 かの司馬遼太郎も、紀行集『街道をゆく』の中でこの地域を「日本でもっとも豊かな隠れ里」と記したそうだ。

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 実は熊本県では現在、「KUMA-ATSU PROJECT」という観光プロジェクトを実施している。熊本県は「火の国」とも言われるだけあり、心をアツくしてくれるものがたくさん待っている。私は2023年12月、熊本県の「阿蘇」地域を旅して、そのアツさを肌で感じてきた。

 そんな私が今度は、阿蘇ともまた異なるアツさを持つエリア「人吉球磨」地域の魅力をお伝えしたい。

自然と文化の両方が豊かな「人吉球磨」

 険しい九州山地に囲まれた人吉球磨地域は、軍事的に「守り」に適した場所でもあり、鎌倉時代に相良氏が領主となってから約700年も同氏の統治が続いた。日本史上でも稀なほど長期間安定した統治の下、古い社寺や文化的な建造物が現在まで多く残る地域となった。

 山に囲まれた盆地なので、冬は寒くなる場所でもあるが、旅行先としては年中いつでもアツい場所である。観光して楽しく、グルメがおいしく、古きよき文化が残っている。

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どうもこの記事を書いている地主です!

 人吉盆地は、三日月の形をしていると言われる。相良氏の第18代当主・相良義陽は都市設計に風水を取り入れ、三日月のパワーで邪悪な“気”から地域を護るような城下町を作ろうとしたそうだ。そのパワーのおかげなのか、人吉球磨地域は現在でも豊かな場所になっている。

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人吉球磨を旅します!

 季節は冬だ。私は東京に住んでいるけれど、寒さに毎日震えている。アツさを求めている。だからあらゆるパワーで心と体の暖を取りたいのだ。

 熊本県は新幹線も通っているし、2023年には阿蘇くまもと空港に新しい旅客ターミナルがオープンしている。アクセスがすでにアツい。ひょっとしたらこれも三日月のパワーかもしれない。

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ということで、阿蘇くまもと空港に到着しました!

大学の探検部が発見した巨大鍾乳洞 「球泉洞」

 まずは球磨村にある「球泉洞」を訪れた。1973年に愛媛大学学術探検部が発見した鍾乳洞だ。全長は5000メートルで九州本土最大級となる。そのうちの1000メートルほどが一般公開されていて、一般コースと探検コースの2つのルートで見学できる。今回は一般コース、約30分の探検を楽しんだ。

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「球泉洞」に来ました!

 約3億年前に、海中にあった石灰岩の層が隆起してこの鍾乳洞の原型となり、そこからずっと長い年月をかけて侵食され今の形となった。3億年もの“時間の旅”ができる神秘的な場所なのだ。

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カッコいい!

 3億年ってすごい年月だけれど、歩いていると逆に近未来的なカッコよさも感じた。想像もつかない長い年月をかけて生まれた光景と、現代の技術であるライティングや階段の組み合わせがそう感じさせるのだと思う。

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鍾乳洞は今も成長し続けている!

 鍾乳洞内の気温は一年を通して15度から17度と安定している。アツいと言える。気持ちの面ではもちろん、物理的にもアツいと言って問題ないと思う。

 15度は低いと思ったかもしれない。いや、間違いなくアツいのだ。それはなぜか、理由は簡単だ。

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これが外の気温

 この日の外の気温は6度で、

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これが外の景色!!!

 雪も降っていたからだ。

 一定の気温であるということは、つまり夏は涼しく冬は暖かい場所なのだ。もちろん冒険で心もアツくなる。だって3億年もかけて作り出された景色を見ることができるのだ。当時生まれた人がもしいたら、今は3億歳になっている。そんな人の思い出話はさぞ長いと思うけれど、ここでは30分で堪能できる。

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「KUMA-ATSU METER」は……48度!

 熊本県がどのくらいアツいのか、この旅では私独自の「KUMA-ATSU METER」で表す。

 球泉洞は48度だった。1973年(昭和48年)にここが発見されたから48度。実際にそのくらいのアツさを感じた。実際は15度くらいだし、外は6度だけど。アツい証拠に私は半袖だ。

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球泉洞とモンベルのコラボ商品もあった!

日本三大急流の「球磨川」を舟で行く

  「球磨」と聞いて、最初に「球磨川」を思い浮かべる人も少なくないだろう。球磨川は、日本三大急流の一つ。人吉盆地を流れ、やがて八代海に注ぐ。流域面積は九州で3番目という大きな川である。

 かつては大きな岩が多くあり舟の航行が難しい川だったが、江戸時代前半の1662年に大工事が行われて舟運が可能になった。そこから1908年に国鉄(現JR)肥薩線が開通するまで、球磨川は交通や物流の要となり、人吉球磨地域の発展に貢献したという。

 鉄道が開通すると、舟運は観光向けの「球磨川くだり」として生まれ変わった。球磨川くだりもこの地域の観光名物として根付き、現在まで1世紀以上続いている。

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「球磨川くだり」に来ました!

 球磨川くだりの舟が発着する場所には、カフェやショップなどが入った複合施設「HASSENBA」が2021年にオープンした。オシャレなカフェやバーなどがあって、現在進行形でアツい観光スポットなのだ。

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「HASSENBA」はバーやカフェ利用だけもできます!

 球磨川くだりの航行コースはいくつかあり、今回乗るのは「梅花の渡し」コース。先にも書いたように気温は6度で雪も降っている。寒いことは想像できると思う。

 だがしかし、球磨川くだりは冬でもめちゃくちゃアツいのだ。それはなぜか。

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こちらの舟に乗ります!
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こたつがついているんです!!!

 冬季限定で「こたつ舟」を運航しているのだ。屋根もあるので雪でも大丈夫。これは心も体もアツくなる。

 「船頭」さんと「くまはり」さんの2人が操る舟で球磨川を渡る。ちなみに船頭になるには、くまはりを10年はしなければならないそうだ。

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船の先頭には船頭さん
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後ろにはくまはりさん

 雪混じりの風を切って、スイスイと進んでいく舟に興奮する。人吉城の石垣を間近に見ることもできる。こたつは暖かい。アツいのだ。全てがアツいのだ。

 球磨川くだりはどの季節でも楽しめるが、雪が降っている中を舟で進んでいく時間は特に情緒的で、この日に来られて良かったと思った。舟は揺れることもなく急流の球磨川を滑るように走った。

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「KUMA-ATSU METER」は……54度!

  「KUMA-ATSU METER」は54度だ。こたつ舟の「こ」を「5」として、「HASSENBA」のオープン日が2021年7月4日だったそうなので、その4を取って54度とした。それほどにアツいのだ。雪が降っていたけれど、少しも寒くないわ、だった。

人吉名物の「うなぎ」を食べよう

 人吉と言えば「うなぎ」だ。昔この地域はうなぎの産地だったそうで、うなぎのお店が多くある。

 今回訪れたお店は「グルメ桑原」。名前からはうなぎ屋と感じないかもしれないけれど、京都で料理修行をしていた店主が営むうなぎ屋だ。数年前からうなぎ一本のお店になった。

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「グルメ桑原」に来ました!

 開店当初はいろいろな料理を出していたというが、うなぎの注文が多いので一本化したそうだ。食べるとわかるのだけれど、確かにおいしい。めちゃくちゃおいしい。胃と心がアツくなるおいしさなのだ。

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「鰻定食」

 店主が京都で料理の修行をしていたとき、お茶を使って川魚をおいしく仕上げる技法を学んだそうだ。鮎を調理するときに緑茶などを使う、その技法をこの店ではうなぎに用いている。地元のお茶を使い、焼きながらお茶をかけ、焼き上げてからもお茶に8時間ほどつけて熟成させる。

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その結果がこの美しさ!

 お茶を使ったうなぎの調理法は店主のオリジナルだそうだ。その結果、臭みが除かれるのはもちろん、身もふっくらと仕上がる。タレには九州の甘い醤油を使用し、ご飯が進む濃い目の味付けとなっている。「濃いは正義」と私は思っているので最高においしくアツかった。

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おいしい!!!

 皮の部分はパリッとしており、身は柔らかい。その緩急に虜になる。タレは甘く濃いのだけれどしつこいということは全然ない。全てが完璧なバランスで成り立っている。ありがとう、と伝えたい。胃と体がアツくなる一品だ。

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「KUMA-ATSU METER」は……60度!

 「KUMA-ATSU METER」は60度だ。店主がこちらのお店を先代から継がれたのが1985年(昭和60年)だそうなので、60度とした。一食に1匹のうなぎを使うので、頭が提供されるのも特徴の一つだと思う。うなぎの頭を初めて食べたけれど、おいしかった。アツいぞい。

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「鰻重」も最高においしいよ!

文化財の旅館に泊まる

 もう本日のお宿に行ってしまおうと思う。まだ明るいけれどお宿に行くのが楽しみすぎるからだ。それは今回のお宿が明治42年に創業し、国登録有形文化財にもなっているお宿だから。「宿」とは言わず「お」をつけて「お宿」と言いたくなるお宿なのだ。

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「旅館芳野」に来ました!

 「旅館芳野」は、初代館主であった田口豊吉氏が妻の実家を増改築して創業したのが始まり。客室は川舟や水車の古材を転用した数寄屋造のような風情のある造りになっている。お庭は“相良藩五大庭園”の一つと言われ、「お庭を守るために旅館を建てた」といっても過言ではないほど大切にしているそうだ。

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お部屋も風情があるし、
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廊下など館内のどこを見ても美しくて、
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中庭の趣がすごい!

 美しいものを見ると胸がアツくなる。見るだけでアツくなれるが、この空間に宿泊できるということがさらにアツくさせる。今宵は私も美しいものの一つになるのだ。ちなみに温泉は炭酸水素ナトリウムを多く含む、肌がツルツルになるお湯。本当に私自身も美しくなれるのだ。

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自分も美しくなっているのを実感しました!

 明るいうちから入る温泉は幸せだ。心も体もアツくなる。そんな温泉にふやけるほど入った。とろけるほどつかった。アツさを可視化するとこういうことなんだと思う。お食事もまたアツかった。

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夕飯はこちらです!

 鍋のふたにSLが描かれた「ぽっぽ鍋」がステキだ。湯気がちょうどSLの煙突から蒸気のように出るのだ。

 人吉にはかつて「SL人吉号」が走っていたが、車両の老朽化などが理由で現在は運行を休止しており、2024年3月にはラストランを行って引退することが決まっている。しかし、この食卓では今夜もSLが白い蒸気をあげているのだ。人吉の名物であったSLを愛する人々の心が感じられて、またアツい。

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鍋ができました、ぽっぽー!

 ヤマメや黒豚など、地元の食材がふんだんに使われていた。梅酒などは女将の手作りだそうだ。どれもおいしくてやはり胃と心がアツくなった。人吉はどれだけ私をアツくするのだろう。もう真夏よりもアツい。外は雪だけれど、十分にアツいのだ。

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幸せな夜!

 食後は温泉に入って眠り、朝になると温泉に入り、朝食を取り、また温泉に入った。いくら温泉に入っても飽きることはないのだ。朝食もおいしかった。温泉のせいだろうか、食欲が止まらない。朝から4杯もごはんを食べてしまった。

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館内を散歩しまくった!
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「KUMA-ATSU METER」は……50度!

 「KUMA-ATSU METER」は50度だ。理由は私が泊まったお部屋が「皐月」だったからだ。そこにこれ以上求めるものが0ということで、0を足して50度とした。ずっと泊まっていたかった。司馬遼太郎もこのお宿に泊まったそうだけれど、そりゃ泊まるよねと強く納得した。

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案内の文字とかも、趣があってアツいよね!

青井阿蘇神社で、国宝のたたずまいを見る

 次の日の朝は青井阿蘇神社を訪れた。創建は806年、つまり1200年以上の歴史を持つ神社である。

 現在の社殿は江戸時代初期の1610年ごろ、当時の藩主であった相良頼房により造営されたものだという。

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青井阿蘇神社に来ました!

 2008年には、本殿・廊・幣殿・拝殿・楼門が国宝に指定された。楼門の茅葺き屋根には雪がうっすらと積もっていて美しかった。「青井大明神」と書かれた額は江戸時代に相良頼喬が奉納したものだ。

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雰囲気が本当に素晴らしい!

 美しい空気がピンと張り詰めているように感じる。そのようなものに触れられるのが遠くに出かけたときの醍醐味であり、それをアツく感じる。雪が舞っているし、実際に温度計を見ると一桁だけれど、なぜかアツく感じられる場所があるのだ。その一つがここだ。

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「KUMA-ATSU METER」は……69度!

 「KUMA-ATSU METER」は69度だ。国宝に指定された日が2008年6月9日であったので、その日付から69度にした。そのくらいのアツさがあるとも思う。やはり私は半袖になってしまった。誰もが人吉に来ると半袖になるのではないだろうか、アツくて。

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全てが絵になる!

人吉温泉にはいい湯がたくさん

 人吉といえば人吉温泉だ。昨晩は「旅館芳野」で温泉に入り、やはり温泉はいいものだと再確認した。人吉の街には他にもステキな温泉宿がたくさんある。この日は日帰りで立ち寄り湯ができる温泉宿を訪れて回った。

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「人吉旅館」の立ち寄り湯に来ました!

 「人吉旅館」の温泉は源泉掛け流しで、とろみのあるお湯は肌に潤いを与える「美人の湯」として多くの人に愛されている。

 またこちらの湯船の特徴として、浴槽内にベンチが入っており、ベンチに座ってゆったり温泉を堪能することができる。

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素晴らしいですな!

 湯船の深さが80cmもあるので木のベンチでも入れられる。感覚的にだろうか、深いと浮力が増した気がして、より体の力が抜けるような気がする。幸せの中を浮遊している感覚になるのだ。体が芯からアツくなる温泉だ。

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続いて「しらさぎ荘」の立ち寄り湯に来ました!

 立ち寄り湯をはしごしていく。 次に訪れたのは「しらさぎ荘」という温泉宿だ。

 先にも書いたように温泉はいくら入っても飽きることはないのだ。体がどんどんとアツくなって幸せが増していくばかり。

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湯気でメガネが曇るのも最高なのよね!

 しらさぎ荘も源泉かけ流し温泉である。お湯にやわらかさのようなものを感じて、心もほっとする。

 外を歩けば雪が舞い視界が白い。そして温泉に入れば湯気で視界が白くなる。情緒があって素敵なのだ。私が訪れた日はずっと夢の中にいるような時間だった。視界がクリアにならないことが夢のような時間を作るのだ。

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「KUMA-ATSU METER」は……44度!

 「KUMA-ATSU METER」は人吉なので「吉」を取って「44度」とした。温泉なので一度温まると体が冷えにくい気がする。半袖だって寒くない。梅も咲いていた。美しい。

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アツさが続くので、半袖で移動している!

肉屋さんの肉まんを食べる

 続いて「大平樂」というお店を訪れた。肉屋さんがやっている食堂だ。ここの肉まんがおいしいと聞いたのでやってきた。

 もともとは肉屋さんでその後に肉まんとラーメンを出す食堂も始めたのだという。今では多くの定食も提供している。

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「大平樂」に来ました!
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肉まんを注文しました!

 店内に入ると肉まんが並んでいるのが見えた。少し小ぶりなのが手軽に食べやすいサイズで、あきらかにおいしそうだったので10個も注文してしまった。1個でも幸せになれるが、10個もあれば10倍幸せになれる。ボリュームこそが幸せとアツさを生むのだ。

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絶対においしいやつや!

 ほのかに甘い生地に、豚肉、玉ねぎなどの餡が入っている。これがとにかくおいしい。旨味が絡み合って最高の肉まんになっている。その証拠に10個は3分で消えてしまった。あっという間だ。胃がアツくなるのがわかる。

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「KUMA-ATSU METER」は……64度!

 「KUMA-ATSU METER」は肉まんということで、「蒸し」にちなんで64度とした。十分すぎるくらいにアツい温度だ。温泉に入り、肉まんを食べる。最高のひとときだ。肉屋が作る肉まんだもん、おいしいに決まっているもん、くまモン。

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他のメニューも食べてみたくなった!

高騰する、人吉球磨エリアの「KUMA-ATSU METER」

 ここまでいろいろ書いてきたけれど、もちろんそれだけではない。いくら書いても書き足りないほどの魅力あるものがあふれている。温泉で私はとけていたけれど、時間もとけるのだ。行きたいところが多すぎて。

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人吉駅石造車庫!

 人吉駅石造車庫は、肥薩線の列車を整備する車庫。国内で唯一の石造鉄道車庫であり、現役で使われている。球磨地方には地元の石を使った建物が多いけれど、人吉駅石造車庫はその中でも最も大きく、最も古いものだ。

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球磨焼酎!

 球磨焼酎も有名だ。人吉球磨地域では、室町時代から米焼酎造りが行われてきた。

 焼酎と言うと麦や芋を思い浮かべるけれど、ここは米なのだ。球磨川を見てもわかるように水が美しいので、このようなおいしい焼酎ができるのだろう。クセがなく心からおいしいと思えるアツい味わいをしている。ちなみにアルコール度数は25度だ。

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ウンスンカルタ!

 こちらは、ポルトガルから伝わった「ウンスンカルタ」。江戸時代に日本中で流行ったそうだけれど、幕府が禁止したことなどが影響して衰退していった。日本のほとんどの地域で遊ばれなくなったにもかかわらず、人吉では衰退することなく文化として受け継がれていたのだ。

 ルールがわからなくても、ユーモアたっぷりの絵柄を見ているだけで楽しい。そしてこの地域だけで途絶えずに続いてきた歴史を感じて胸がアツくなる。

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きじうま!

 また、旅していると街中の至る所で「きじうま」を見かけた。郷土玩具のひとつだ。 

 鳥のキジを模した絵柄で胴体には車輪がついている。本来は子供が乗るほどの大きさだったと思うけれど、今では手乗りサイズの小さなきじうまも売られている。めちゃくちゃ買った。旅の思い出になる、かわいくてアツいアイテムだ。

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「KUMA-ATSU METER」は……100度!!!

 人吉球磨地域を堪能して、阿蘇くまもと空港に戻ってきた。空港で今回の旅を思い出すと「KUMA-ATSU METER」は100度になった。水なら沸騰する温度だ。それほどにアツい旅だったのだ。

 熊本全体が今アツい、その中でも、人吉球磨にはアツい場所がたくさんある。その証拠にやはり私は半袖だ。少しも寒くないのだ。

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アツいぜ、人吉球磨!

提供:熊本県
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2024年2月15日

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