ヤマトヌマエビの習性を利用し、水槽をよみがえらせる検証動画がYouTubeに投稿され、記事執筆時点で再生数4万回を超えています。ヤマトヌマエビの本気、ヤバい。
状態が悪く、安価になっていた群生株を購入
自宅で16個以上の水槽を維持しながら、水草や熱帯魚などに関する動画をYouTubeチャンネル「たそがれアクア」で発信している投稿者さん。今回は、黒ひげゴケまみれで売れ残っていたブセファランドラSPクアラクアヤン玄武岩をセールで購入し、それをヤマトヌマエビでよみがえらせる経過を投稿しています。
ヤマトヌマエビは淡水エビとしては大型で、水槽内のコケを食べてくれる優秀な生体。早速水槽内にブセファランドラを入れると、エビたちがすぐに集まってきました。葉の1枚1枚にびっしりとついているコケを、エビたちはちょこちょこと足を使って食べてくれます。葉をちぎるようにしながらパクパクしている姿がとってもかわいいです。この段階では、まだ大量にコケがついていますが、一体どれほどきれいになるのでしょうか。
ヤマトヌマエビが大活躍!
ブセファランドラを沈めてから2日後。初日よりも青々しさが増し、かなりきれいな状態になっています。ただ1日でコケを食べきるのは難しかったようで、よく見るとまだまだコケが残っています。また、エビたちは葉っぱ自体には興味がなさそうで、好んでコケだけを食べているみたいです。
どんどん健康的な色に
続いて6日後の状態。初日に比べると分かりづらいですが、葉の表面がツルツルになってきました。ブセファランドラ特有のラメも徐々に出てきており、あとは葉の縁にしぶくこびりついているコケを取ってもらうのみです。投稿者さんも、まさか1週間でここまできれいになるとは想像していなかったといいます。
そして10日後。もう水槽に入れた直後の面影はなく、葉っぱの状態がとても健康的に。葉の色はもちろん、上向きになっているようにも感じます。ブセファランドラは陰性水草ではあるものの、あれだけコケまみれでは光合成がしづらかったのかもしれません。ここで投稿者さんは、「これだけきれいになるなら、同じぐらい汚れているブセを購入しても大丈夫なのでは?」とひらめき、もう1つブセファランドラを購入しました。
見違えたブセファランドラ
その後、初回のブセファランドラを水槽に入れてから丸1カ月が経過。見違えるような美しさを取り戻し、心なしか葉が輝いているように見えます。そこからさらに、一つ目のブセファランドラを水槽にドボンしてから1カ月後。二つ目のものが1カ月経過したころには、葉の食害もほとんどなく、コケだけをきれいに消してくれました! ところどころ新芽も顔を出し、葉が喜んでいるように見えます。薬剤などは一切使わず、放置して自然に任せるのみでここまできれいになるなんて驚きですね。二つ目のブセファランドラもかなり状態がよくなりました。
ちなみに投稿者さんによると、これは途中からCO2添加の開始が影響しているかもしれないそうで、最初から添加しておけばもっと状態良くコケも取れた可能性があるとのこと。また、このときヤマトヌマエビにはコケ以外のエサとなりそうなものは極力控えており、数日に1回エサをやるくらいにとどめていたそうです。
アクアリウムや、水草の水槽管理についてもっと知りたい人は、投稿者さんのYouTubeチャンネル「たそがれアクア」とX(Twitter/@twilight1589)、Instagram(twilight_aqua_ch)に遊びにいってみてはいかがでしょう。
画像提供:YouTubeチャンネル「たそがれアクア」さん
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