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浴槽に「汚物」→使用止めず“殺菌消毒”などで営業継続…… 静岡の温泉が「不適切な衛生管理」を謝罪(1/3 ページ)

従来は浴槽の使用を中止していました。

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 静岡県函南町の温泉施設「湯〜トピアかんなみ」は、浴槽の衛生管理において不適切な対応があったとして、2月24日までに公式サイト上で謝罪しました。

函南 静岡の温泉施設が「不適切な衛生管理」を謝罪(画像は湯〜トピアかんなみ公式サイトから)

従来は浴槽使用を中止していた

 「湯〜トピアかんなみ」は静岡県東部にある温泉施設で、富士山を眺める露天風呂、プール、レストランなどが営業しています。

 施設の発表によると、2月15日午後1時30分頃、「伊豆の湯」の露天風呂と大浴槽において汚物が沈んでいる状況を確認。汚物を速やかに除去した後、「露天風呂及び大浴槽の浴槽水を半分程度強制排水し、お湯の補給の際に残留塩素濃度を高めて殺菌消毒をおこなった上で、同濃度を基準上限の1.0mg/Lとして営業を継続いたしました」と報告しました。

 施設は「これまで浴槽内で汚物が発見された場合、浴槽のご使用を中止し、浴槽水を完全排水した後に清掃と消毒を実施した上で、お湯を補給して再開するという対応をおこなっていた」と説明。その上で「今回、容量の大きな2箇所の浴槽で同時に発生したため、排水後のお湯の補給の際に他の浴槽に及ぼす影響を考慮し、このような対応をいたしました」と伝えました。

 施設は「しかしながら、今回の対応は衛生管理上、適切な対応とはいえず、ご利用の皆さまには多大なご不安とご心配をお掛けすることになりました」とし、「心よりお詫び申し上げます」と謝罪。今後は「このようなことが二度とないよう、より一層の衛生管理に努めてまいります」としています。

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